既に話題でしたか?

小言も出た!オシムさん復活へ一歩
長男・アマル氏(左)と国立競技場入りするオシム前日本代表監督
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 【日本3―0ボスニア・ヘルツェゴビナ】右手でつえを突きながら、オシム前監督が国立競技場に姿を現した。キックオフの約15分前。長男のアマル氏に体を支えられながら、ゆっくりと足取りを刻んだ。ほおはこけ、やつれていたが、試合観戦が実現したことは完全復活への大きな一歩となった。昨年11月16日に急性脳梗塞(こうそく)で倒れてから75日。公の場に姿を見せるのは、同年11月14日に埼玉スタジアムで行われたアジアチャンピオンズリーグ決勝第2戦以来だった。

 ガラス張りの5階席、室内から岡田ジャパンに熱視線を送った。時々、軽食を口にするなど食欲も旺盛だった。ハーフタイムには「両国代表が南アフリカで再び対戦することを期待しています」などのコメントを発表。右手を振る姿が大型スクリーンに映し出されると、観衆は総立ちとなり、スタンドには「これからも日本サッカーに力を貸して下さい」と書かれたボードが掲げられた。

 関係者によると、試合中は内容に不満を示して小言を繰り返していたという。だが、前半終了後に高円宮妃からの訪問を受けると椅子から立ち上がり対応。「妃殿下の前なら10時間でも立っていられる」との“オシム節”も飛び出した。現在は都内の施設でリハビリ中。単調な動作に飽き、サッカーボールを使った運動も取り入れている。体重は倒れる前より15キロ以上減り105キロ前後となったが、マヒしていた左手の感覚は戻り、左肩が動くまでに回復。早ければ2月下旬に退院できる見通しだ。

 協会スタッフを通して祖国ボスニア・ヘルツェゴビナの情報を伝えるなど陰ではしっかりと日本代表をサポート。日本協会との契約は07年シーズンで切れており、2月中にアドバイザー的な立場の新ポストを与えられる可能性が高い。66歳の名将が順調な回復ぶりを見せたことは、日本サッカー界にとって何よりの明るいニュースとなった。

 ▼イビチャ・オシム前日本代表監督(ハーフタイムでコメントを発表) ご来場の皆さん、今晩は。そしてボスニア・ヘルツェゴビナ代表の諸君、日本へようこそ。私は治療を続けておりますが、これまでご支援を頂いた全ての皆さんにあらためて感謝いたします。共に私と縁のある日本とボスニア・ヘルツェゴビナ両チームの、代表選手の素晴らしいプレーを期待します。どんな結果であれ、良いサッカーが勝利者となりますように。両国代表が、南アフリカで再び対戦することを期待します。(原文のまま)
[ 2008年01月31日付 紙面記事 ]


バルサの新星ボージャン、スペイン代表選出へ

ISM
[写真]バルセロナの新鋭ボージャン。フランス戦に出場すればスペイン代表の最年少出場記録を更新することに。(REUTERS/Albert Gea)クリックで拡大

バルセロナの新鋭ボージャン。フランス戦に出場すればスペイン代表の最年少出場記録を更新することに。(REUTERS/Albert Gea)(ISM)

 スペイン代表のルイス・アラゴネス監督は現地時間30日、バルセロナ(スペイン)の17歳の新鋭FWボージャン・クルキッチを、来週行なわれる国際親善試合・フランス戦に臨むスペイン代表に招集する意向であることを明かした。ロイター通信が報じている。

 昨年のU-17W杯で活躍し、今季バルセロナのトップチームでリーガデビューを果たし、すでにクラブ史上最年少記録となるゴールも挙げているボージャン。スペイン『AS』紙の取材に応えたアラゴネス監督は、同選手について「彼はまだ17歳だが、並外れた進歩を遂げている。偉大な選手になり得る」と絶賛し、「我々は彼を呼ぶことになるだろう」と代表メンバー入りを示唆した。

 また、同監督は「私の考えでは、今、彼を(代表に)呼ぶことで、彼が他国の代表チームに参加することを防ぐことができる」ともコメント。ボージャン自身はかねてよりスペイン代表でのプレー希望を公言しているが、同選手の父親が現役時代に代表選手としてプレーした母国セルビアが、同選手の代表招集を検討しているとされており、その動きを牽制するためでもあるとしている。

 なお、もしボージャンがフランス戦に出場した場合、1936年にアスレティック・ビルバオ(スペイン)のアンヘル・ズビエタが記録した17歳9カ月を3カ月更新する、スペイン代表の最年少出場記録となる。

2008年1月31日 15時26分 ISM



イエナ菊地がデビュー! ヴォルフスブルク長谷部は持ち越し

ISM

 ドイツカップは現地時間30日(以下現地時間)に3回戦の試合が行なわれ、菊地直哉が移籍したイエナ(2部)はビーレフェルトに延長戦の末に2対1と勝利し、準々決勝に進出した。この試合でデビューを果たした菊地は、フル出場を飾っている。

 一方、長谷部誠が加入したヴォルフスブルクシャルケと対戦し、1対1からのPK戦を5対3と制し、こちらも8強入りを果たすこととなった。ただ、長谷部は欠場し、デビューは次戦以降に持ち越しとなった。

2008年1月31日 11時50分 ISM




敢えて厳しい環境で再起をかけるというのは評価してもいいかな
正直、「事件」を忘れてというわけにはいかないが、今後の動向は
見てみたいと思います