まあ頑張ってな

鹿島“浦めしい”チーム格差…2冠達成も営業面で水

夕刊フジ
[写真]岡田ジャパンの初陣に先発した鹿島の内田。チームでも鹿王子にかける期待は大きいクリックで拡大

鹿島“浦めしい”チーム格差…2冠達成も営業面で水(夕刊フジ)

 浦和が憎らしい?! 昨季J王者で天皇杯と2冠を達成した鹿島は29日、新体制を発表した。スローガンはJ王者なのに「DESAFIO〜挑戦」。選手も幹部からも出てくるのは“打倒・浦和”の話ばかりだ。

 格差社会が鮮明になりつつあるJリーグ。「独り勝ち浦和」を追う1番手が鹿島だ。

 岡田ジャパン最年少の19歳で初陣チリ戦に先発出場を果たした「鹿王子」こと、DF内田篤人の台頭など、明るい話題があるにはある。が、昨年は2冠を達成し、J王者の称号の割にはパッとしない。営業面(2007年1月期)では浦和に営業収入で約37億円差と水をあけられ、遠く及ばない。

 「レッズみたいに毎年毎年、新しい選手を獲得できるわけないから、うちは我慢してやっていかなくてはならない。レッズが『個の力』でやるから、こっちは『組織』を熟成させて勝つ」

 こうチーム幹部が今季のチーム作りの方向性を「浦和と正反対」と説明。まさにアンチレッズ主義だ。

 チーム全体が、こうも浦和を敵対視するのは昨年末、モロにあおりを受けたからだ。昨季、鹿島はリーグ戦最終節に初めて首位に立ち、逆転優勝を飾った。インパクトはあったが、営業面に結びつけたい肝心の露出は最小限だった。むしろ、最下位横浜FCに逆転負けした浦和の方がスポットを浴びた形。その後もリーグ戦王者より、浦和のクラブW杯出場が話題を独占した。

 2冠目の天皇杯優勝も、スポーツ紙にはひっそり小さい記事が掲載されただけ。鹿島が達成した「11冠」は、もっと称賛されていいはずの成績。プライドを傷つけられたわけだ。

 果たして、どっちの「赤」が強いのか。因縁レッド決戦に注目だ。

2008年1月30日 16時42分 夕刊フジ



浦和が新外国人へアフリカルートを開拓

日刊スポーツ

 浦和が新外国人獲得のため、アフリカルートを開拓することが29日、明らかになった。同クラブの中村修三GM(49)がガーナで開催中のアフリカ選手権を視察するもので、今日30日に渡欧する。身体能力の高さを誇るアフリカ勢のDF選手をチェックし、今夏に獲得を計画する新助っ人のリストアップを行う方針。現在の日本の外国人供給元はブラジルが主だが、世界戦略を進める浦和は独自路線を追求する。

 Jリーグ勢が未開拓の地に、浦和は視線を向けていた。今日30日にドイツ・ミュンヘンに出発する中村GMだが、本当のターゲットはアフリカだった。業務提携を結ぶドイツの名門バイエルンを訪問後、同クラブ幹部とともにガーナに渡り、現在開催中のアフリカネーションズ杯準々決勝2試合を視察する予定。中村GMは「生で試合を見ることが大事。いい選手がいる訳だし、きちんと見たかった」と新外国人獲得への布石であることを口にした。

 同GMは昨夏、若手のアフリカ勢のプレーに衝撃を受けていた。昨年8月に韓国で行われていたU−17W杯の日本−ナイジェリア戦を視察。体格差、走力、判断力とすべてにおいて上回るナイジェリアの動きを目の当たりにし「日本代表が対戦しても互角ぐらいの力があった。世界舞台での活躍で欧州クラブにアピールする姿勢があるからだろう」とアフリカ選手に強い興味を抱いていた。

 J1のアフリカ系助っ人はG大阪に所属したカメルーン代表FWエムボマ以外はほとんど例がなく、現在も柏在籍のコートジボワール人のFWドゥンビアのみ。93年のJ発足時は世界各国から外国人を獲得してきたJクラブも、現在はブラジル系が主流。アフリカルートの発掘は、まさに独自路線となる。浦和は外国人枠を1つ空け、今夏に新助っ人DFを獲得する方針を示しており、アジア連覇&J王座奪回を狙うリーグ中盤以降にアフリカ選手を獲得することもありそうだ。

2008年1月30日 09時25分 日刊スポーツ


千葉DFジョルジェビッチパルチザン復帰

ISM

 千葉は29日、DFネナド・ジョルジェビッチ(28)との契約を解除したことを発表。また、同日にパルチザンセルビア)が同選手と2年半の契約を結んだことを発表した。

 ジョルジェビッチは2007シーズン開幕前にパルチザンから千葉に加入、リーグ戦13試合に出場し、3得点を記録していた。

2008年1月30日 17時41分 ISM