東京MF森村がはつらつプレー/親善試合<国際親善試合:東京0−0ソウル>◇26日◇国立

 ルーキーの東京MF森村が、はつらつプレーで原監督の心をつかんだ。今季リーグ戦、ナビスコ杯ともに出場機会はないが、U−22(22歳以下)日本代表FW平山を押しのけて先発。厳しいプレスを受けながらも体を張りパスを出すなど、随所に能力の高さを見せた。

 後半23分までプレーした森村に対し「持っているものは面白い。公式戦でもメンバーに食い込んでくれたら」と原監督。これに森村も「もっと集中しないと。課題を持ち帰り練習したい」と謙虚に答えた。

[2007年7月26日23時9分]




三都主アーセナル戦“金星”に貢献
 オーストリア1部のザルツブルクは、25日にプレミアリーグの強豪アーセナルと親善試合を行い、1―0勝利の“金星”を挙げた。DF三都主は左サイドバックでフル出場。左から好クロスを上げるなど攻守に貢献し「時間が進むにつれ、リズム感がつかめるようになった」と振り返った。DF宮本は後半28分から途中出場。「レベルが高い相手だったし、勝つのは凄い大事なこと」と話した。また7月31日に始まる欧州CL予選2回戦の相手がラトビアのベンツピルスに決まった。
[ 2007年07月27日付 紙面記事 ]


マンC、ブルガリア代表FWペトロフ獲得

 マンチェスターC(イングランド)は現地時間26日、アトレティコ・マドリー(スペイン)に所属するブルガリア代表FWマルティン・ペトロフ(28)を獲得したことを発表した。契約期間は3年で、移籍金は470万ユーロ(約7億7000万円)。ロイター通信が報じている。

 ブルガリア代表として60キャップ以上を誇り、突破力のあるウィングとして知られるM・ペトロフ。代表でチームメイトのFWディミタール・ベルバトフが所属するトッテナムイングランド)からのオファーを断ったことを明かした同選手は、「両クラブから興味を示されていたが、シティ(マンC)のオファーの方がよかったんだ。私自身にとっても、アトレティコにとってもいいものだった」とブルガリアの現地ラジオ局のインタビューに応えた。

 また、「ズヴェン・ゴラン・エリクソンとはすでに会ったよ。彼の存在が重要な役割を果たした」と続け、マンC行きの理由のひとつにはスウェーデン人指揮官の存在があったことを明かしていた。

 なお、エリクソン監督就任後、マンCはすでにイタリア人FWローランド・ビアンキ、ブラジル人MFジェオヴァンニ、U-21スイス代表の主将ジェルソン・フェルナンデスの獲得を決めている。

2007年7月27日 11時25分 ISM



UEFAが厳罰 パルチザンを1年締め出し

 現地時間26日、UEFA欧州サッカー連盟)は観客が乱闘騒ぎを起こしたパルチザンセルビア)に対し、今後1年にわたって欧州カップ戦への参加を禁じたほか、5万スイスフラン(約500万円)の罰金を科した。ロイター通信が報じている。

 問題となったのは、前週に行なわれたUEFAカップ予備戦1回戦ファーストレグ。パルチザンがズリニスキ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)とのアウェイ戦に臨んだこの試合では、パルチザンのサポーターが警官隊やズリニスキのサポーターと衝突。座席を壊して投げ付け合うなどの騒ぎとなり、試合が中断したほか、36人の負傷者と6人の逮捕者が出る事態となっていた。

 この試合には6対1で勝利したパルチザンだが、UEFAは同クラブを今大会から追放することを決定。パルチザンはこの裁定に対し申し立てを行なうことができるが、過去5年間に行なわれた欧州カップ戦36試合のうち、実に25試合で処分を受けていることも考慮し、クラブ側は申し立てを行なわないとの姿勢を示している。なお、このまま処分が確定すれば、ズリニスキがセカンドレグを待たずして2回戦へ進出することになる。

2007年7月27日 15時09分 ISM