夕刊フジだけどね・・・

反町監督ソリ合わない…井原コーチとの亀裂表面化


反町監督ソリ合わない…井原コーチとの亀裂表面化(夕刊フジ)
 U−22米国戦で0点発進となった反町ジャパン。22日もサブ組がJ2札幌と練習試合を行ったが0−1で敗北。またもや勝負弱さを露呈したが、それ以上に深刻な問題が進行中だ。それは反町康治監督と井原正巳コーチの不仲。本当に北京行きは大丈夫?!

 本番の北京五輪2次予選(28日、香港戦、国立競技場)は目前。だが反町ジャパンスタッフ陣の亀裂が表面化している。井原コーチが米国戦に続き、この日の札幌戦でもベンチ入りしなかったからだ。

 視察に訪れたJ関係者からも「決定力不足なんかより反町と井原の関係はどうなっているんだ」と心配の声があがった。

 昨年8月に反町−井原体制でチームが発足、ここまで公式戦7試合を戦った。

 だが今年の始動となった熊本合宿から江尻篤彦コーチが入閣。江尻氏は反町監督が新潟監督時代にコーチを務めた人物で「反町監督からの要望です」(小野剛技術委員長)。指揮官が懐刀でスタッフをテコ入れしたワケだ。

 2人のサッカー人生の違いは歴然だ。井原コーチは現役時代、日本がW杯初出場を果たしたフランス大会で主将を務め、歴代トップの代表試合出場123という輝かしい実績を持つ。が、コーチ業の経験はない。そこへいきなりの五輪代表コーチ抜擢(ばってき)だった。

 指揮官の反町監督は97年に現役を引退し監督業に転身。新潟をJ2からJ1に押し上げるなどの実績を積み五輪代表監督の大任を受けた。いわばたたき上げ。それだけに正反対の人生を歩んできた2人が反目する理由があるのだ。

 亀裂は傍目で見ても明らか。練習では井原コーチは荷物運びなどの雑務が多い。戦術練習でもコーチにはフォーメーションを選手に伝えるためホワイトボードに動きを示す大切な役割があるが、たいてい別のコーチが行い井原コーチが近づくことは少なかった。

 そこへ今年から江尻コーチが入閣。合宿中も江尻コーチの声ばかりが目立ち、井原コーチの影はいっそう薄くなった。米国戦でもピッチサイドまで近づいて指示を出していたのは江尻コーチだった。

 井原コーチがベンチを外れたことに川淵三郎キャプテンは「上から見ていてびっくりした。井原は経験を積んでいけばいい。まだ期間も短い」と静観の姿勢を貫いたが、招集期間の短い代表スタッフの不仲は異例中の異例。本番目前で雲行きが怪しい反町ジャパン。選手に伝染しなければいいが…。

2007年2月23日 16時37分 夕刊フジ


アメリカ戦、伊野波、梶山、平山の動きはよかったんですがね。解説の金田喜稔氏や相馬直樹氏がチーム戦術がいまひとつ見えてこないみたいなことをぼやいていましたが、こういう事情も影を落としているのでしょうか???





【U-20日本代表候補メンバー発表】林、乾ら大量42名を招集

 JFA日本サッカー協会)は22日、トレーニングキャンプ(2月27日から3月7日)に臨むU-20日本代表候補メンバー42名を発表した。

 先日招集された日本代表候補メンバーにも名を連ねたGK林彰洋をはじめ、昨年のAFCユース選手権大会インド2006で活躍したFW河原和寿、MF柏木陽介田中亜土夢らが選出された。また、今年度の全国高校サッカー選手権大会で注目を集めたMF乾貴士米倉恒貴、FW山崎亮平らもメンバー入りしている。

=以下、U-20日本代表候補メンバー=

GK:武田洋平(清水)、桐畑和繁(柏)、六反勇治(福岡)、林彰洋流通経済大)、権田修一FC東京

DF:槙野智章(広島)、橋内優也(広島)、太田宏介横浜FC)、伊藤博幹(G大阪)、植田龍仁朗(G大阪)、森村昴太(FC東京)、石原卓横浜FM)、香川真司C大阪)、柳川雅(神戸)、堤俊輔(浦和)、本田真吾(福岡)、吉本一謙FC東京

M:横谷繁(G大阪)、森野徹(磐田)、柳澤隼(柏)、遠藤康(鹿島)、米倉恒貴(千葉)、長谷川アーリアジャスール横浜FM)、倉田秋(G大阪)、平繁龍一(広島)、森重真人(大分)、藤田征也(札幌)、山本真希(清水)、田中亜土夢(新潟)、柏木陽介(広島)、安田理大(G大阪)、青山隼(名古屋)、乾貴士横浜FM)、金崎夢生(大分)

FW:長谷川悠(柏)、平井将生(G大阪)、小澤竜己FC東京)、長沢駿(清水)、山崎亮平(磐田)、河原和寿(新潟)、青木孝太(千葉)、ハーフナー・マイク横浜FM

2007年2月23日 19時52分 ISM