練習試合 川崎フロンターレに勝利
[2/17(土)]

 17日(土)11:00amより宮崎県総合運動公園第3競技場にて川崎フロンターレ(J1)との練習試合が行われた。(45分×2)
 試合は開始11分、右サイド伊野波からのクロスをゴール前でルーカスが合わせて先制点を奪う。後半に入り、馬場や石川など6人の選手を投入し、攻撃を仕掛けるもあと1歩のところで得点を奪うことができず、前半の1点を守りきり、1対0で試合終了となった。

 詳しい結果は【試合日程・記録】→【結果・記録・データ】→【練習試合結果欄】にて。

【スコア】FC東京 1−0 川崎フロンターレ(J1)

【得点者】FC東京 11分 ルーカス



今年は複数ポジションとかもこなせる選手が何人か出てくると楽しみですね




ルーカスが太鼓判ワンチョペ大丈夫

 FWルーカスが、調子の上がらないFWワンチョペを思いやった。この日のフォーメーション練習では左サイドに入り、巧みなステップから何度も好機を演出。「調子はイイネ」と自身は絶好調宣言。ただ、本来の動きを披露できないワンチョペについては「最初は難しい。僕も難しかった。でも、大丈夫。もうちょっと時間が必要なだけ」と心配顔で語り、公私のサポートを約束した。


調子が悪い→味方がボールをまわさない→ますます調子が出てこないという悪循環が往々にして見られるんだけど、ワンチョぺの場合も多少調子が悪そうでも、信頼してボールを回すようにしていけばいいんじゃないかな・・・という気がするんだが・・・



一方の代表もかなり飛ばしてるみたいですね


オシム監督「戦術的にも、走るという意味でもよい試合だった」

 日本代表は16日、千葉県内で今年初となる合宿をスタートさせ、午前と午後の2部練習を実施。午後には2試合の練習試合を行ない、流通経済大(45分×2)に5対2、筑波大(45分×2)に4対0と勝利を収め、オシム監督は「コンディションにバラつきはあるが、選手全員がやる気を出してくれた。相手は大学生だったが、強くてやる気のあるチームだったから戦術的にも、また走るという意味でもよい試合だったと思う」とその内容を評価した。

 試合には全28選手が出場し、なかでも相馬、矢野、藤本ら初招集組が元気な姿を見せ、勝利に貢献した。流通経済大との第一試合では、3−5−2の左アウトサイドで先発した相馬が、序盤から積極的な動きを見せると、前半途中からは(より相馬の攻撃力を活かす意味での)4−4−2にシステムが変わったこともあり、左サイドで存在感を発揮。浦和の欧州遠征の疲れもあってか、終盤にはスタミナ切れが目立ったものの、「いい形でボールを受けられたと思う。今はテストされている段階だと思うので、自分が求められているプレーをやるだけ。レッズの選手が多く、やりやすさはあった」と満足そうにコメントした。

 また、新潟から初の代表合宿への参加となった矢野はキレのある動きでゴールを重ね、ハットトリックを達成。「失敗を恐れず、ミスしても繰り返しやろうと思った。まだまだ出し手と受け手のタイミングがなかなか合わない部分があるが、今後は自分からも積極的に要求していきたい」と語るなど、ある種の手応えをつかんだようだ。

 一方、第二試合となった筑波大戦は、昨季まで同大学でプレーしていたOBの藤本の2ゴールなどで4得点を奪い快勝。守っては、大学生で唯一参加のGK林が後半からゴールマウスに立ったほか、昨年のW杯ドイツ大会以来の復帰となった中澤を中心とした坪井、駒野、田中隼の4バックで、90分を無失点で終えた。

 相変わらず得意の空中戦の強さを発揮し、ときには果敢にドリブルで攻め上がっていく姿勢を見せた中澤。記者陣から代表復帰の理由について尋ねられるも多くは語らなかったが、「オシムジャパンにおいてはDFにも後方からのビルドアップが求められると思うが?」などといった問いには、「自分のスタイルを変えるというよりも、新しいことに取り組むといった感じはある」とし、新たな決意を感じさせた。

 日本代表はこのあと19日まで大学生との練習試合など実戦中心のトレーニングを行ない、約1カ月を挟み、3月24日に2007年最初の国際試合となるペルー戦に挑むことになる。

【第1試合出場メンバー(対流通経済大、5対2で勝利)】

GK:山岸範(川島);阿部、闘莉王、今野;加地、鈴木(橋本)、中村、相馬;野沢(鈴木※);我那覇(播戸※)、播戸(矢野)

【第2試合出場メンバー(対筑波大、4対0で勝利)】

GK:川口(林);田中隼、坪井、中澤、駒野;羽生、佐藤勇、遠藤、山岸智(藤本);巻、高松(佐藤寿)

※鈴木、播戸は再出場

2007年2月17日 10時23分 ISM