U−22は過程であってゴールではないのだが

U−22反町ジャパン23人発表!飛び級4人のサプライズ

 日本サッカー協会は9日、28日の08年北京五輪アジア2次予選初戦(対香港かバングラデシュ、国立)と、その前哨戦となる21日のキリンチャレンジ杯・米国戦(熊本)のU−22日本代表メンバーを発表した。反町康治監督(42)はGK林彰洋(19)=流経大=、DF福元洋平(19)=大分=、内田篤人(18)=鹿島=、森島康人(19)=C大阪=の4人をU−20世代から“飛び級”選出。10代カルテットに、期待をかけた。

 長くて険しい北京への道。率いる反町監督が緒戦の兵に選んだ23人に、GK林、DF福元、内田、そしてFW森島と4人の10代が名を連ねた。

 「待ちに待った五輪予選。本番モードです」

 いよいよ「本番」。反町監督は力強く口にした。オシム監督率いるA代表でもDF水本(千葉)ら“飛び級”の選出が当たり前になってきたが、今回は23人中4人。将来を見据えて経験を積ませる時期ではなく、大切な五輪予選初戦に向かうメンバー。大事な戦力と期待されてのものだ。

 「U−20の吉田監督とも話して、フレキシブルに対応する。(下の世代でも)実力のある選手はチャンスがあるときにはぜひとも招集したい」と反町監督は話した。

 1メートル92の長身を誇る林は、大学生ながら昨秋のアジアユース(インド)で正GKを務め、準決勝・韓国戦のPK戦で6人中2人しかゴールを許さないなど大活躍。世界ユース出場権獲得に貢献した。反町ジャパンの正GK格だった西川(大分)は左ひざ後十字じん帯損傷から復帰途上のため、この世代初招集の林ではあって、一気に正守護神としての期待がかかる。

 同じく初招集の内田は、故障離脱中の右サイドバック中村北斗(福岡)に代われる存在。福元と森島はすでに反町ジャパンの経験があり、出番が期待される。

 「米国戦後に人数を絞って予選に備えたい。人数は言及できないが、J開幕前なので」。反町監督は21日の米国戦後にメンバー絞り込みを行うことを明言。10代カルテットが20代の先輩を刺激…いや、そのまま反町ジャパンの中心になるかもしれない。

2007年2月10日 04時08分 サンスポ


今の段階ではメンバーを固定するのは早すぎるし、門戸が開かれてるということは今回選出されなかった選手たちにもやる気を与えてくれることでしょう。もっと新戦力の起用をしてもいいんじゃないかなと