[サッカー]UEFA新会長にプラティニ氏 初当選
 【ベルリン支局】欧州サッカー連盟(UEFA)の会長選挙が26日、ドイツのデュッセルドルフで行われ、フランス代表の人気選手だったミシェル・プラティニ氏(51)が、5期目を目指したスウェーデン人のレナート・ヨハンソン現会長(77)を破り、新会長に選ばれた。任期は4年。加盟する52協会の投票で、プラティニ氏は過半数の27票を獲得した。90年から長期政権を築いてきたヨハンソン氏は23票、無効が2票だった。


 初当選のプラティニ氏は現役時代、圧倒的な存在感で「将軍」の異名を取り、ユベントス(イタリア)などで活躍。83年から3年連続で欧州最優秀選手に輝いた。フランス代表ではワールドカップ(W杯)に78年アルゼンチン大会から3大会連続出場し、84年欧州選手権優勝の原動力となった。引退後はフランス代表監督、98年W杯フランス大会組織委員会会長などを務めた。


 保守的なヨハンソン氏との対決となった選挙戦では、欧州チャンピオンズリーグの有力国の出場枠を最大4から3に減らして他協会に振り分ける改革案を掲げ、中堅、弱小国の共感を得た。


2007年01月27日03時11分


毎日新聞



UEFA会長プラティニ誕生にデシャン監督「サッカー界に新風が巻き起こるだろう」
 
26日、ドイツのドゥッセルドルフでUEFA(欧州サッカー連盟)の会長選挙が行われ、元フランス代表でかつてユベントスでも活躍したミシェル・プラティニが27票を獲得。4票差でレナート・ヨハンソンを下し、会長に当選した。

 この知らせを受けたユベントスのフランス人監督ディディエ・デシャンは「プラティニがUEFA会長となることで、サッカー界に新風が巻き起こるだろう。プラティニは元選手であり、今までにはない色々なアイディアも生まれてくるはずなので、大いに期待している。そして彼にも私同様ユベントスの血が流れているわけだし」と同郷の先輩にエールを送った。



2007年01月26日23時44分