やっぱり痩せないとだめっしょ

不発平山にオシム監督ガッカリ

<日本・韓国>後半、シュートを外し悔しがる平山

 【日本1―1韓国】平山は落ち込んでいた。「ちょっとバテました。もうちょっとゴール前で工夫があれば…」。絞り出す言葉もほとんど聞こえないほど疲れ切った表情だった。

 前半は光っていた。ポストプレーで攻撃の起点となり、自らもシュートを放つ。前半30分には相手DFの頭上からヘッドを放ったが、ボールはGK正面。得点こそならなかったものの、存在感を見せつけた。しかし後半に入ると運動量が急激に落ちた。シュートはことごとく枠外、ボールをキープすることすらままならない。視察に来ていたA代表のオシム監督も前半は「オー、ヒラヤマ」と名前を連呼したが、後半は落胆のため息に変わった。


 オシム監督以上に期待していた反町監督も「ナイフも研がなければ鋭くなくなる。もう少しクラブで研いでもらって、鋭利な刃物になることを期待している」と課題を突きつけた。

 もちろん自分が置かれた立場は平山自身が誰よりもよく分かっている。「採点?つけるほどではないです」。この悔しさは、アジア大会が行われるカタールで晴らすしかない。

 ≪キャプテン苦言≫日本協会の川淵キャプテンは韓国戦について、「中身は良かった。点を取れていれば言うことはなかった。このチームは伸びしろがある」と韓国を上回るチャンスをつくったことを評価した。ただ、無得点に終わった平山については「何をしなきゃいけないか分かったんじゃないか。ボールを受ける前の動きとか、マークをふりほどいてゴール前に入る動きとかそういう工夫をしないと点が取れない」と奮起を促した。
[ 2006年11月22日付 紙面記事 ]


川崎も母校も憲剛必勝!!…高校サッカー出場へ  逆転優勝を狙う川崎の日本代表MF中村憲剛(26)が17日、母校との“共闘”を誓った。FWジュニーニョら主力4人不在で迎える福岡戦(18日・等々力)での必勝を誓うと同時に、18日に行われる高校選手権東京B地区大会の決勝戦に駒を進めた母校・都立久留米高に「一緒に勝てればいい」とエールを送った。

 母校は統廃合のため、今年度で「久留米高」としての歴史は終わる。「最後だし頑張って欲しい。全国大会で母校の活躍を見たい」と中村。さらに「自分が頑張ることで刺激を受けてくれればいい」と福岡戦に決意を新たにした。在籍当時の久留米高監督の恩師、山口隆文氏も、現在率いる「FC東京U―15むさし」を全日本ユース出場に導いた。周囲からも刺激を受け憲剛が、逆転Vへ戦い続ける。


(2006年11月18日06時05分 スポーツ報知)

世間は意外と狭いですね





CSKAモスクワ連覇の影に裏金

 18日にロシアリーグ連覇を果たしたCSKAモスクワのギネル会長が20日、優勝争いのライバルチームと対戦する他チームに対し、定期的に勝利ボーナスなどを支払っていたことを認めた。具体的な試合や金額などは不明。違法行為ではないとはいえFIFAやUEFAが定めるフェアプレーの精神に反するとの指摘にも、同会長は「悪いこととは思わない」と言い切った。CSKAモスクワは2位スパルタク・モスクワ以下を抑え、1試合を残して優勝を決めた。
[ 2006年11月22日付 紙面記事 ]

ロシアの「闇」はサッカー界にも翳を落としてるようで