池上の詳細も知りたい所だが

代表に集中しろ!手抜きは許さん!オシム監督“恫喝”


代表に集中しろ!手抜きは許さん!オシム監督“恫喝”(サンケイスポーツ)
 サッカー・日本代表アジア杯予選直前合宿第1日(12日、札幌市内)手抜きは許さん! サッカー日本代表は、06年最終戦となる15日のアジア杯予選・サウジアラビア戦(札幌ド)に向けた直前練習をスタート。両国とも本戦出場を決めている中、イビチャ・オシム監督(65)はJリーグでV争いをする浦和らの選手のやる気を測る一戦と“脅迫”した。また初招集のMF本田圭佑(20)=名古屋=はいきなり持ち前の“ビッグマウス”を披露した。

 初雪の舞った札幌。ガソリンスタンドは冬用タイヤへ履き替える車で大混雑し、一斉にスピードを落とし始めたが、オシム監督の厳しさはヒートアップするばかりだ。

 「Jリーグも終盤。優勝争いで、代表よりチームが重要と考える選手がいるかもしれない。だが、代表で集中できるか、ひとつの見どころと考えている」

 オシム監督が言い放った、“手抜きは許さん”との厳しいメッセージ。指摘されたのはJの覇権を競っている首位の浦和、2位G大阪、3位川崎の代表計8人だ。

 サウジアラビアとともに予選突破を決めている日本。オシム監督も「ある意味、どうしても勝たないといけない試合ではない」と認める通り“消化試合”の要素もある。

 しかも前日11日と週末の18日にあるJリーグの合間、15日に開催されるとあって、この試合に対するモチベーションが上がらないとしても不思議ではない。特に最短23日の初Vがかかる浦和や、逆転Vを狙うG大阪、川崎の選手の意識はリーグ戦に向きがち。しかしオシム監督は配慮するどころか、甘えに先手を打った。

 見つめるのは試合だけではない。オシム監督は前日、リーグ戦があったにもかかわらずこの日も90分間に及んだハード練習も含め、選手たちのメンタル面をチェックすると宣言したわけだ。

 伝え聞いた選手たちも正面から受け止めた。前日鹿島に痛恨の敗戦を喫したG大阪DF加地は「切り替えている」とキッパリ。川崎MF中村憲やFW我那覇、浦和DF闘莉王も「代表は代表でしっかり集中する」と指揮官の希望に応える構えだ。「あらゆる試合はそれぞれに重要性がある」とオシム監督。冬の札幌でも、熱い指導にブレーキがかかることはない。

 〔写真:大きなジェスチャーで指示を出すオシム監督。川崎の中村憲(右)も真剣な表情〕

2006年11月13日 04時19分 サンスポ



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