反町ジャパン当たり組!北京五輪アジア予選楽勝

シンガポール16日】08年北京五輪サッカー男子のアジア予選の組み合わせ抽選会が16日に行われ、2次予選から出場する日本はマレーシア、シリアなどと同じB組に入った。アジア・サッカー連盟(AFC)の公式ホームページでは「最も楽な組」と紹介され、U−21日本代表・反町康治監督(42)も「悪くない」とその強運を実感。女子も恵まれた組に入り、2大会連続のアベック出場へ前進した。

 楽勝組。それも決していいすぎではない。北京五輪・アジア2次予選の組み合わせ。日本はマレーシア、シリア、1次予選の香港−バングラデシュの勝者と対戦するB組に決まった。

 中立的立場のはずの主催者AFCも公式HPで「紙の上では最も楽な組み合わせに入った」と言い切ってしまうほど。いずれも、A代表のFIFAランクが100位以下(日本は47位)。ホーム&アウエーによる総当たりリーグ戦の各組上位2チームが最終予選に進出できる条件だけに、まずは大きく前進したといってよさそうだ。

 96年アトランタ五輪以降、五輪、W杯というサッカーの2大世界大会に2年おきに出場を続けている日本。しかし、北京五輪は若手選手の台頭状況などからも不安視されていた。それが、エースFW候補の平山(FC東京)に加え、A代表にも招集されるGK西川(大分)らが出てきたと同時に抽選でこの強運。日本サッカーの今後を左右する大一番へ、光明が射したのは間違いない。

 北京を目指すU−21代表・反町監督も「相手の戦力を分析しているわけではないので、現時点で有利か不利かはコメントできない」と慎重な姿勢だが、「時差、移動などを考えると思いのほか悪くない組み合わせだと思う」と手応えを見せた。

 第1シードの日本。第2シード以降にサウジアラビアクウェート、UAE、さらにAFC新規加盟でシードから外れた豪州が控えていたが、これら強豪国との同組を回避できたのは大きい。D組はイラン、サウジ、ヨルダン、豪州で構成する可能性が高く、AFCの公式HPでも「最も厳しい」と“死の組”を認定したほど。日本が恵まれたのは明らかだ。

 「今まで通り、いい準備をして最初からいい内容、いい結果を出せるように頑張りたいと思います」と反町監督。19日から大阪合宿も始まる同代表。あとは、この強運を生かすだけだ。

2006年9月17日 05時05分 サンスポ


反町監督就任当初は、精神的にギリギリの試合を月1ぐらいで組んで行きたいと抱負を語っていたのですが、それは交流戦で実現したいということなんでしょうか?さしあたりイラン・韓国・オーストラリアでしょうね・・・