負けられない闘いがそこにある!?

鹿島指揮官激怒、先発入れ替えも

 【鹿島1―0京都】鹿島のアウトゥオリ監督が激怒した。主導権を握りながらも、得点はオウンゴールの1点だけ。「気持ちが入っていない。ゲキを飛ばす選手もいない」と吐き捨てた。シュートはわずかに5本。「変化があるということは断言しておく」と先発陣の入れ替えまで示唆した。その中で光ったのは、同時に途中出場で入って流れを変えた深井と田代の2トップ。深井は相手のミスを誘って先制点を呼んだ。2連勝と調子は上がっているが、名将はまだまだ納得していない。

 ≪シュート15本も≫ゴールが遠く、京都は今季2度目の3連敗を喫した。シュート数は15対5と圧倒したが、ほとんどがカウンターかミドルからのシュート。相手DFを崩しての数少ない決定機も生かせなかった。後半21分にDF児玉のオウンゴールで失点したが守備は奮闘。FW林は「カウンターばかりじゃダメ。ラインを押し上げるとか、もっとリスクを背負って恐れずにやっていかないと」と、攻撃時に意思統一できていないチームの現状を嘆いた。
[ 2006年09月11日付 紙面記事 ]


京都戦も甘く見てはいけないようです。まず守備ががんばってるようです。崩し方をよく研究する必要がありそうです。それから中盤から撃ってくるようなので、ボランチのラインあたりからしっかり守っていかないと行けないと思います。甘く見てると事故みたいな失点もあるかもしれません。


虎はねずみを狩る時も全力をつくすという故事成語もありますし。(京都がねずみとは決して思わないけど)



平山相太:オランダでの1年間「楽しくなかった」

FC東京での抱負を語る平山=東京都小平市で12日、平田明浩写す オランダ1部リーグのヘラクレスを事実上解雇され、Jリーグ1部(J1)のFC東京に入団したFW平山相太(21)が12日、練習に初めて合流し約1時間半、走り込みを中心に体を動かした。移籍手続きが順調に進めば、16日の京都戦(西京極)から出場が可能になる。

 会見した平山はオランダでの1年間について「コミュニケーションが取れず、サッカーをしていても楽しくなかった」と本音を吐露。その一方で「球際の強さとか結果にこだわる姿勢を学んだ」と述べ、無駄ではなかったことを強調した。

 全国高校選手権で02年から2年連続得点王に輝いた国見高(長崎)時代は寡黙だったが、質問にはっきり受け答えするなど成長した様子。今後については「長くサッカー人生を送りたい。しっかり体作りをして短所を克服したい」と話した。【仁瓶和弥】

 ◇平山との主な一問一答

 −−FC東京を選んだ理由は。

 ヘラクレスではコミュニケーションが取れず、楽しくサッカーができなかった。FC東京は同年代の選手が多いうえ、練習中の雰囲気も良く、楽しくサッカーができると思った。

 −−練習に合流した感想は。

 ワールドユース(20歳以下世界選手権)や(アテネ)五輪で一緒にプレーした選手が多く、すぐ(チームに)入りやすかった。オランダの話をしたり、伊野波からA代表の話を聞いたりした。

 −−どういうプレーをしたいか。

 FC東京は攻守の切り替えが速く、全員攻撃・全員守備がチームスタンス。それを重視したうえで、得点という結果を出せればいい。サイドに突破力のある選手がおり、自分が得意とするペナルティーエリア内でのプレーが生かせると思う。

 −−オランダで得たものは何か。

 オランダに限らず、欧州はボールを取りに来る時の勢いがすごい。トラップが悪ければボールと一緒に体ごと持って行かれる。球際の強さとか結果にこだわる姿勢を学んだ。Jリーグでもそうした経験を生かしたい。

 −−08年北京五輪代表やフル代表入りへの意欲は。

 すぐ入れるほど甘い世界ではないが、ぜひ日本の力になりたい。まずはチームで早く試合に出られるようになりたい。

毎日新聞 2006年9月12日 19時27分 (最終更新時間 9月12日 19時51分)



Jリーグ:「判定チグハグ」家本SRに研修課す 
 Jリーグは12日、「ジャッジに一貫性がなく、判定がチグハグ」として家本政明スペシャルレフェリー(SR)を1カ月間休養させ、研修を課すことを決めた。家本レフェリーは主審を務めた8月30日の鹿島・名古屋戦(カシマ)で両チーム計11枚のカードを“乱発”した。SRは経験豊富で高い技術を持つと日本サッカー協会が認定したプロ審判員で、現在6人が登録されている。

毎日新聞 2006年9月12日 19時20分 (最終更新時間 9月12日 20時09分)