欧州組って何?

サウジ戦は欧州組ゼロ?川淵キャプテンに招集要請文書届かず (サンケイスポーツ)
 欧州組招集なし?! 日本サッカー協会川淵三郎キャプテン(69)は18日、日本代表のイビチャ・オシム監督(65)が来月のアジア杯予選・サウジアラビア戦(3日)とイエメン戦(6日)のアウエー戦に欧州組の招集を見送るのでは−との見方を示した。海外クラブに出す招集要請文書が同キャプテンに上がってきていないためで、「もう少し国内組を試したいのでは」と監督の戦略を推察した。

 次戦は強豪サウジアラビア。国内外のオールスターキャストで臨むべき大事な一戦に向かうオシム・ジャパンに、仰天話が飛び出した。


 「正式には聞いていないが、今度も欧州組を呼ばないんじゃないか。ボクのところに来ていないからね」と川淵キャプテン。“来ていない”というのは、海外クラブ所属の選手招集の際に、クラブに事前に通知する文書のこと。協会会長のサインを入れて試合の2週間前までに通達するのが通例だが、同キャプテンのもとにはまだ署名を求める文書が届いていない。

 サウジアラビア戦から逆算すると20日が期限になるが、19日から月末まで休暇に入る同キャプテンは、18日にはサインする必要があった。しかし、文書を送付する小野剛技術委員長(42)からは要請が来ていないという。

 「オシムさんはもう少し(国内組を)試したいんじゃないのかな。まだテストの時期だからね」と川淵キャプテン。だが、小野委員長は17日に「やみくもにレターを出せばいいというものではない。コンディションを見てからになる」と欧州組を厳選して招集する考えを示し、オシム監督もMF松井(ルマン)らに興味を示していただけに不可解ではある。

 選手選考のプランはオシム監督の頭の中にしかない。16日のイエメン戦は国内組だけで戦い格下相手に2−0と苦戦した。“アジアの雄”サウジに対し本当に欧州組抜きで挑むつもりなのか。オシム魔術は底知れない。



[ 2006年8月19日3時42分 ]


この記事だと欧州組=松井ということらしいですが。