ビジャレアルのキーマンのインタビュー

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/0607/spain/column/200608/at00010230.html




☆危機こそ最大のチャンスという訳で、こういう時こそ思いきった手段をとることが出来るんですけどね。



前線はとにかくボールを触りに行く、守備は穴を誰かがカヴァーしていくということに尽きるわけで、そういう基本的な伊野波いやイロハの「イ」の字をやるのになんで大々的にシステム変更まで施さないといけないのかどうしてもよくわからないわけですよ。「部活サッカー」が意外と強い理由はそういうところ。基本に戻ってみるのも意外といいかもしれない。ガーロ監督という人は考え込みすぎるタイプなのかもしれませんね。


それから強化に関して、アマラオ・ケリー以来、中盤でボールを出せる人がいないこと。ルーカス、ササ、梶山・・・みんなボールを受けてさばくという点では一流だけど、ボールを出す人ではない。しいて言えば、今野と伊野波くらいか。今までの東京のサッカーのスタイルはボールを誰かに集めて、他のみんなはそれを来るのを待ってるという「集権型」だったけど、ガーロ監督のビジョンとして、誰もがボールを出してそして受けられるという「分権型」を目指していたようにもみえる。(買かぶりすぎているのかもしれないが)


ボールを出す人間のタイプというのは緻密なタイプではなく、どっちかというと大雑把でギャンブラーな部分がないといけないわけで、そういう意味ではアマラオは緻密にばくちを打ってたという点で凄かったんだけどね。(いまさら言っても仕方ないけど。)


グダグダ思いつきを書いてて、読者の方には申し訳ないのですが、意外なところに「鍵」は隠れてたりするものなんですよ。