U−21キターーー!!!

☆(7/25)U―21代表候補にカレンら22人を発表・日本サッカー協会
 日本サッカー協会は25日、2008年北京五輪を目指して始動するU―21(21歳以下)日本代表候補を発表し、昨年の世界ユース(20歳以下)選手権に出場したFWカレン(磐田)GK西川(大分)ら22人を選んだ。同選手権代表が半数を占め、MF谷口(川崎)やDF広井(駒大)ら大学生2人も入った。

 31日から8月3日まで千葉県内で合宿し、4日に代表18人を発表。7日に河北省秦皇島で、反町康治監督の初采配となるU―21中国代表との国際親善試合を行う。

 記者会見した反町監督は「中国に連れて行くのは18人。最初から競争になる」と話した。この時期に日中韓のリーグ覇者などで争うA3チャンピオンズカップがあるJリーグ1部(J1)G大阪、千葉の選手らは選考対象から外した。

 GKコーチは須永純氏が暫定で務める。川俣則幸氏が9月までU―16日本代表を優先するため。

 U―21日本代表候補は次の通り。

 GK 松井謙弥(磐田)西川周作(大分)佐藤昭大(広島)▽DF 広井友信(駒大)増嶋竜也(FC東京)中村北斗柳楽智和(以上福岡)藤本康太C大阪平岡康裕青山直晃(以上清水)▽MF 本田拓也(法大)増田誓志(鹿島)谷口博之(川崎)伊野波雅彦梶山陽平(以上FC東京)本田圭佑(名古屋)枝村匠馬(清水)▽FW 豊田陽平(名古屋)カレン・ロバート(磐田)苔口卓也森島康仁(以上C大阪前田俊介(広島)



で、リーグ戦はどうします?(笑)
それからガロ監督はフィジカル・育成に専念して、戦術は某チームのエンゲルみたいなヘッドコーチをつれてきたほうが
いいんじゃないかと思ったりして



オシム重圧アリアリ…参謀なし語録なしビジョンなし
2006年7月25日(火) 17時2分 夕刊フジ


 オシムを疑え! 日本代表・オシム監督を中心に、各世代の代表チームの「スタッフ会議」が24日、行われた。フル代表を含めた各世代の代表監督やコーチ陣、総勢13人が集合したが、具体的な目標などの発表がないまま、会議は踊りっぱなしだったという。一見、盛り上がった今回のスタッフ会議だが、その秘密はすべてがオシム監督のイエスマンで固められていた。救世主として期待の大きいオシム監督も、実は隠れた不安がいっぱいである。(夕刊フジ編集委員久保武司

 会議ばかりの会社は業績が伸びないといわれている。オシムジャパン初の顔見せは3時間にも及ぶ会議でスタートした。

 「とても有意義な話が聞けた」とは田嶋幸三技術委員長の弁。続いて出席者で懇親会も行われたという。にもかかわらず、オシム監督は無言で帰宅。その後は日本人スタッフだけによる「飲み会」にかわった。

 「2カ月に1度くらい定期的に行いたい」と田嶋委員長は終始、ご満悦だったが、「この会の内容を漏らすな、とオシム監督はスタッフに徹底していました」と全スタッフに箝口(かんこう)令まで敷いたという。オシム監督の「理論」に、もちろん反論するコーチ陣などいるはずがない。

 おしゃべり好きな五輪代表・反町康治監督や、元日本代表主将として抜擢(ばってき)された井原正巳コーチも、「すべて田嶋さんがお話しした通りです」と判で押したようなコメントばかり。集結した約40人の報道陣もこれには拍子抜けだ。

 オシム監督は日本代表が目指すサッカーについて、「初心に帰ることがキーワードだ」ということだけを発表したのみ。37歳で現役を引退してすぐサッカーのコーチになったオシム監督は、確かに就任したクラブでは必ず優勝した実績がある。28年間の指導者生活で、サッカーから離れていた時期はわずか半年だけということだ。そして、一度も「解任」されたことがないという勲章もある。

 が、代表監督に就任するのは86年のユーゴ代表以来、20年ぶりのこと。オシム監督をよく知る関係者は、「あんなにオシムが緊張した顔つきは初めてみた」。21日の就任会見での姿を、こう言い表した。

 それだけ、オシム監督が「日本代表監督」の重さを感じている証拠だろう。

 ジェフ時代にメジャーになった目からうろこの「オシム語録」はどこへやら、「日本代表になったことで、オシムがしゃべるとは期待しない方がいいと思う。クラブの監督とは重圧が違う」と、忠告する日本協会幹部もいる。

 そんなオシム監督が目指すサッカーは、「早いパス回しと敏捷(びんしょう)性…。そんなところでしょうか」と田嶋委員長は解説したが、W杯ドイツ大会を見る限り、惨敗したサッカー日本代表が劇的に変化することなどありえないことは、誰もがわかっている。これではジーコジャパンと相違がないではないか。

 オシム監督が、「まずは身長の高い選手を見つけたいが、日本ではそれは難しい」と、すでに白旗状態なのも見逃せない。加えて、大半のコーチ陣の契約は今年いっぱい。その後は「白紙」というのも異常だろう。

 ジーコジャパンの失敗も、神様だったジーコ監督に異を唱える「参謀役」が不在だったことがある。同じ轍を踏まないために今回、2人の日本人コーチが入閣したが「ヘッド格とか、そういう形は一切ない」と田嶋委員長はいう。

 ジーコ前監督もJリーグに入ることすら「99%無理だ」と言われた鹿島アントラーズを成功に導き、オシム監督も2部落ち寸前のジェフ千葉を立て直した実績で「日本代表監督」のポストを射止めた。具体的なマニフェストを示さなかったことで、早くも報道陣の間からは、「本当に大丈夫か」のささやきが聞こえてきた。

[ 7月25日 17時2分 更新 ]


オシム監督の功績は「当たり前の常識」をひとつひとつ積み重ねてきた結果であり、なにも特別な秘策があるわけではないと思うのだが。今まで当たり前にことがなされていなかったことこそ大問題であり、特別なマジックを期待するのは間違ってるのではなかろうか・・・