☆サッカーW杯:「かわいそうなジーコ」とイタリア紙
 サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本−クロアチア戦について、19日付のイタリアのスポーツ紙コリエレ・デロ・スポルトは「かわいそうなジーコ」との書き出しで日本チームを酷評した。

 同紙はジーコ監督について「中村(俊輔選手)以外は才能のないチームの監督に当たってしまった。しかも最後の希望は母国との対戦にかかっている」とし、「母国ではペレに一番近かった人間にとって、この運命はひどい」と指摘した。

 ガゼッタ・デロ・スポルトも「攻撃の4人はシュートしようとしない。日本選手はゴール前20メートルで姿を消す」と評した。(ローマ共同)

毎日新聞 2006年6月19日 21時55分


欧州各紙の日本代表に関する記事を見てたんですが、かなりひどい評価というか単なる悪口ですし、事実も間違ってるような気がします。そのなかで日本代表について比較的に正確で好意的な記事を書いているのが、対戦相手のクロアチアというのが皮肉といえば皮肉ですよね・・・


☆サッカーW杯:日本の中田らの健闘評価 クロアチア

サッカーのワールドカップ(W杯)で引き分けに終わった日本−クロアチア戦についてクロアチア各紙は19日、「400万人が失望」(ユタニ・リスト紙)などの大見出しで伝える一方、日本の中田英寿選手らの健闘を評価した。

 地元各紙はそろってクロアチア代表の出来の悪さを批判。

 日本代表については、スポルツケ・ノボスチ紙が、中心は中田選手だったと報道。ベチェルニ・リスト紙は「日本の中盤は素晴らしかった」と称賛する一方で、「問題は良いフォワードがいないこと」と指摘した。

 ビエスニク紙は、ジーコ監督の戦術を評価し、加地亮選手の名前を挙げて「青いサムライ」のカウンター攻撃は速く、危険だったとしたが、シュートの集中力と技術を欠いたと分析した。(ウイーン共同)

毎日新聞 2006年6月19日 22時03分