cafebakerst2006-06-09

☆番狂わせは「日本」 W杯調査、トップの35%
2006年6月9日(金) 10時56分 共同通信

【ベルリン8日共同】ドイツ大衆紙ビルトが8日までに行ったドイツ人対象の聞き取り調査によると、サッカーのワールドカップ(W杯)で「番狂わせを演じるチーム」として日本が35%を得票してトップとなった。
 調査は一般市民約1000人を対象に無作為に聞き取ったが、そのうち「W杯に関心がある」と答えた人の間では、日本が「サプライズ」をもたらすとの回答は45%に達した。
 理由には触れていないが、5月30日のドイツ−日本の親善試合で日本に2点を先行された「ショック」が記憶に残っているとみられる。
 2位は12%のコートジボワール、3位はスイスと米国で10%だった。

[ 6月9日 10時56分 更新 ]




1週間前にこんな重要な記事が出てたのを見落としてました



☆W杯:オーストラリア秘策 超攻撃的1バック

ジーコジャパンに名将の秘策が襲いかかる。W杯1次リーグ初戦で日本と戦うオーストラリアは1日、合宿地のオランダ・ミールローで練習を行った。フース・ヒディンク監督(59)は日本戦用の超攻撃的オプションを用意。股関節痛で離脱していたFWハリー・キューウェル(27=リバプール)も実戦練習に初めて合流し、いよいよ臨戦態勢に入った。

 不敵な笑みがよく似合う。オランダ合宿では初の監督会見。ヒディンク監督は「システムは相手によって替えるが、何が起こるかを、ただ待つような戦い方はしない」と言い切った。

 自信に満ちた表情には理由がある。午前の紅白戦でキューウェルが実戦に復帰した。12日の日本戦にギリギリ間に合うといわれていたエースだったが、指揮官は「W杯前の試合で使えるかもしれない」と、7日のリヒテンシュタインとの親善試合での起用を示唆した。

 キューウェル復帰だけでも日本にとっては脅威だが、それだけではない。5月30日のドイツ−日本戦を視察した指揮官は、日本戦に向けた特別オプションにも着手している。世界屈指の戦術家といわれる同監督の神髄は、試合の状況に応じた柔軟な対応だ。韓国を率いた02年W杯でイタリアを沈めたような“捨て身作戦”は今回もある。超攻撃的3バックだ。

 5月25日のギリシャ戦以降は基本的に4バックを採用。、両サイドバックを務めるエマートンチッパーフィールドの起用法が秘策となる。31日の練習で3−5−2をテストした際、通常なら中盤のウイングバックに入るはずの2人が、何とセンターバックに入った。日本でいえば、加地と三都主が坪井と中沢の位置に入るようなもの。つまり、この布陣の両センターバックは攻撃を意識しており、総攻撃をかける時は1バックに近い状態になる。リードされた展開で、最終ラインから一気に最前線のビドゥカにボールを入れるパワープレーが狙いだ。

 「日本は守備が組織的で、中盤はスピードアップとスローダウンのタイミングを心得ている。ジーコはきちんとしたサッカーをしている」。ヒディンク監督は会見でライバルを持ち上げる一方で「日本戦はオーストラリアにとっても重要」と必勝を誓った。F組には格上とされるブラジル、クロアチアがいる。日本と同様に、オーストラリアにとっても日本戦はどうしても勝ち点3が欲しい戦い。試合がこう着すれば名将は必ず動く。

 ≪ヒディンク監督に聞く≫

 −−キューウェルの状態は?

 「まだ試合ができるほどはフィットしていないが、数日でフルメニューをこなせるようになるだろう」

 −−4日のオランダ戦のメンバーは?

 「(W杯の)先発に近いメンバーで戦う。プレスのかけ方や、ここ数カ月での戦術の進歩を見る意味でも、いいテストになるだろう」

 −−(負傷から復帰した)カーヒルは使う?

 「ケガはほぼ治っている。リズムを取り戻すにはいい機会になるから、出場させるかもしれない」

 −−システムは?

 「それは常に相手次第だ。相手のFWが1人なのか2人なのか3人なのか、どういうプレーをするのか。それらに対応できるように練習している」

 −−正GKはシュワルツァー、カラッチ?

 「現段階では言えない。彼らの能力はよく分かっている。(W杯の先発メンバーは)自分の心の中では決めているが…」

 −−日本の印象は?

 「ドイツ戦を見たが、日本がどんなプレーをするのかを見るには、ちょうどいい試合だった。彼らは守備でも攻撃でも、きちんとサッカーをすることを好む。ジーコの影響もあるのだろう。守備はよく組織されているし、技術も戦術もいい」

 −−日本戦は重要?

 「もちろんだ。日本にとってもそうだろうが、オーストラリアにとっても重要な試合だ」

スポーツニッポン 2006年6月2日


オランダとのドローでオーストラリア脅威論が強まってますが、よく考えてみれば、ヒディンクはオランダ代表の手の内(ウィークポイント)を知り尽くしていたわけですし、あまり気にすることはないのかなと・・・ただ今回も「捨て身攻撃」に出てくることは十分考えられるし(韓国の時みたいに完成度が高いのかどうかは正直なところわかりませんが)やはりセットプレーでの「高さ」などそのあたりの対策は大丈夫ですよね?

オランダ戦詳細については
↓↓↓
http://d.hatena.ne.jp/souno418/20060608