cafebakerst2006-04-09

☆超ポジティブ…カズ、ジーコに絶“口”アシスト
2006年4月8日(土) 17時1分 夕刊フジ

低迷続きのジーコジャパンを「改革」したい。サッカー日本代表に意外な理解者が現れた。キング・カズことJ2横浜FCのFW三浦知良ジーコジャパンについて激白。カズの目に映るジーコジャパンとは?

 W杯本大会開幕まで、あと2カ月あまりとなりながら、右肩あがりにならないジーコジャパンについて、カズは「できる限り見ている」と熱視線を送り続けている。

 消化不良の試合ばかり続いているが、カズは「ジーコジャパンは、うまくいっていると思う。エクアドル戦は3−0や4−0だったら、もっと良かったとは思う。はたから見たら『1−0なんて』と思うかもしれないけど、ジーコも正直喜んでいた。本当にうれしかったと思う。結構南米に勝つのは、大変なんです」と先月30日のエクアドル戦(大分)について合格点を出した。

 エクアドル代表はドイツ大会に出場するとはいえ「本大会に出場できない若い選手」(ルイス・スアレス監督)と二軍どころか、三軍レベル。そんな相手にたった1点しか取れないジーコジャパンだったが、カズの目にはそうは映らない。

 「勝ち方っていうのは、何でもいいんだよ。でも、負け方っていうのは、あるんだ。長い時間負けることがないチームっていうのは、ありえないから」と超ポジティブ思考を披露した。

 確かに、ジーコ監督もエクアドル戦については、「守備の内容もFW陣の動きも大変満足できる試合だった」と合格点を与えていた。ジーコ監督とカズの共通点は「ブラジルサッカー」が原点ということ。サッカー日本代表への評価はピタリと一致している。

 さて、このポジティブ思考が、ジーコジャパンを勢いづかせることになるか…。

[ 4月8日 17時1分 更新 ]



カズは本気で言ってるっぽい。カズは論理的ではないが現役選手として感覚的に「何か」つかんでるような気はする。そういう意味ではベンゲルトルシエの論理一貫タイプの対極に位置してるわけだけど。論理的に詰めていくのが基本としても、こういう感覚的な部分は案外無視できないと思います。(神風だよりではないけど。)


写真はスポルティング