ビジャレアル快挙! インテル下しCL準決勝へ


欧州チャンピオンズリーグ初出場のビジャレアルが、4日の準々決勝インテル戦で1−0と勝利。2戦合計スコアで2−2と並んだもののアウェーゴール数で上回って準決勝進出を決めた。

前半は両者ガチガチの守備的モードで0−0のままハーフタイムを迎えた。後半に入ると、ビジャレアルリケルメを中心とした攻撃で徐々に流れを引き寄せ、56分にリケルメの放ったフリーキックからゴール前でDFアルアバレナがヘッドで流し込み先制ゴール。その後はインテルの猛攻をなんとか凌ぎ切りそのまま勝利をもぎとった。

監督のペジェグリーニは試合後「われわれのベスト4進出は奇跡でも夢でもない。普段の練習、そして選手たちの頑張りによるものだ」と語り、「ビジャレアルに限界はない。いけるところまでいくだけだ」とCL準決勝を早くも見据えた。

初出場ながらもベスト4入りを決めたビジャレアルは、CL準決勝でアーセナルユベントスの勝者と対戦する。

2006年04月05日 07時21分



ビジャレアルを応援していたとは言え、正直なところ勝ちぬけられるとは予想していませんでした。攻撃力ではインテルが圧倒的だったので。インテルはやはりもっと早い時間帯から攻撃を仕掛けるべきだったと思う。マンチーニの完全な読み違い。



☆CL/ビリャレアルインテル倒して4強へ (ISM)
2006 年 4 月 5 日

 チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間4日、準々決勝セカンドレグの残り2試合が行なわれ、ビリャレアル(スペイン)はアルアバレナの決勝ゴールで1対0とインテル(イタリア)に競り勝った。これで2試合合計スコアは2対2となったが、アウェイゴールで上回ったビリャレアルがトータルでも勝利を収め、初のベスト4へ進出した。

 ファーストレグを1対2で落としているビリャレアル。だが、ホームのエル・マドリガルに詰めかけたサポーターに後押しされ、序盤から優勢に試合を進める。セナやソリンが次々に惜しい場面に絡むと、攻撃の要リケルメは圧倒的なキープ力を見せ、相手守備陣に冷や汗をかかせる。これに対し、インテルは前半4本のシュートに留まり、このうち枠に飛んだものもわずか1本だけだった。

 後半もビリャレアルのペースは変わらない。そして58分、リケルメフィーゴに倒されてFKを獲得。リケルメが蹴ったボールはGKの鼻先でアルアバレナの頭を捉え、待望の先制ゴール。その後もビリャレアルは、フォルランらが積極的にゴールをねらい、リケルメのGKの意表を付く強烈なミドルなどで攻勢を緩めない。結局、このまま1対0でビリャレアルが勝利をつかみ、2試合合計スコアで2対2。アウェイゴールの差で上回って準決勝への切符を手にした。

 初出場のCLでベスト4進出という成績を残しているビリャレアルのペリェグリーノ監督は、「この勝利を奇跡とも夢とも思ってはいない。我々の成功は、ハードワークとここ数年のチーム作りの結果に過ぎない」と、胸を張る。そして「ファーストレグの敗戦は不条理だった。だからこそこの試合でインテルに勝つと確信していた。偉大なクラブを相手にしていると感じてはいたが、我々の方だって今や偉大なチームなのだ。そして重要なのは、選手たちがこの段階ではまだ満足していないこと。だからインテルを上回ることができた」と語る。

 一方、敗れたインテルマンチーニ監督は、「前半は互角だったが、このままでもいいという状況がディフェンスの集中力を奪った。ホームでもう1点取っておくべきだった。目標だったCLベスト4が達成できなかったのは残念」と話していた。





☆【アメリカ代表メンバー発表】国内組の最終試験、GKメオラが驚きの選出(ISM)
2006 年 4 月 5 日

 アメリカ代表のブルース・アリーナ監督は現地時間4日(以下現地時間)、親善試合のジャマイカ戦(11日/ノースカロライナ州・ケアリー)に臨むメンバー18人を発表。国内組のみで選出されたチームには、MFランドン・ドノヴァンやクリント・デンプシーら常連が含まれた。

 一方、驚きの招集となったのがGKトニー・メオラ。過去3大会のW杯に参加し、99キャップを記録している37歳のベテランGKを選んだ理由に関して、アリーナ監督は「トニー・メオラは11年のMLSメジャーリーグサッカー)史のなかで偉大なキャリアを積んできた。私自身にとっても、アメリカサッカー界にとっても、彼の代表100キャップを目撃するのは誇らしいことだ」とコメント。ジャマイカ戦での起用を明言し、この試合が彼の代表引退試合になるとみられている。

 2006年W杯では、グループEでイタリア、ガーナ、チェコと争うアメリカ。アリーナ監督は4月末に最終メンバー23人を発表するとしている。

=以下、アメリカ代表メンバー=

GK:メオラ(ニューヨーク・レッドブルズ)、レイス(ニューイングランドレヴォリューション)

DF:オルブライト(ロサンゼルス・ギャラクシー)、ガルシア(カンザス・シティ・ウィザーズ)、ヘジュク(コロンバス・クルー)、マストロエーニ(コロラド・ラピッズ)、ポープ(レアル・ソルトレイク

MF:デンプシー、ヌーナン、ラルストン(以上ニューイングランドレヴォリューション)、ドノヴァン(ロサンゼルス・ギャラクシー)、オブライエン(無所属)、オルセン(ワシントンDC・ユナイテッド)、ザヴァグニン(カンザス・シティ・ウィザーズ)

FW:チン(ヒューストン・ディナモ)、ジョンソン、ウォルフ(以上カンザス・シティ・ウィザーズ)、トウェルマン(ニューイングランドレヴォリューション)


この際なので、MLSも勉強してみたいと思います。