テュラムがフランス社会とイタリアカルチョを痛烈批判


「フランスは現在アメリカ化しており、イタリアのスタジアムは民族主義化が進んでいる」とユベントスのフランス人DFトゥラムが母国の“ル・モンドゥ”紙の取材で語った。トゥラムは続けて「フランスでは階級ごとの区画化が進んでおり、上流階級の居住区と貧民街に分かれつつある。コミュニティが崩れてきている。全ての階級が教育を受ける権利があるはずだ」と母国の階級化を痛烈に批判した。またイタリアカルチョについてトゥラムは「イタリアの現状も心配だ。パオロ・ディ・カニオ(ラツィオFW)がサポーターに対しファシスト敬礼をし、サポーターもそれに応える。これは深刻な問題だと思う」とイタリアの現状に警告を発している。

2006年03月26日 12時58分