日刊より

cafebakerst2006-03-01

ジーコ日本4バック崩壊寸前/親善試合 (日刊スポーツ)


<国際親善試合:日本2−2ボスニア・ヘルツェゴビナ>◇2月28日◇ドイツ・ドルトムント

 土壇場で同点に追い付いたが、仮想クロアチアボスニア・ヘルツェゴビナに守備面で課題を露呈した。1−0リードで折り返したが、後半の立ち上がりは防戦一方。何度もサイドを突破され、最終ラインがじりじりと下がった。W杯本番を見据えた4バックが、後半は崩壊寸前だった。キャッチミスが2失点目につながったGK川口は「前半はあれだけ集中していたのに、どうして後半の立ち上がりにああなったのか。あれが(2失点という)結果に影響した」と、国内で2試合連続完封した自信は消えていた。

 両サイドを何度も突破され、フリーでクロスを放り込まれた。DF加地は「プレス自体がきかなかった。相手にサイドチェンジを決められた」。欧州組との連係不足もあってか、フィンランド戦、インド戦で見せた前線からのプレスは機能しなかった。DF宮本は「後半は運動量が落ちてラインが下がったところを攻められた。前半は(最終ラインから前線までを)コンパクトにできたが、リードして守備に回る時間帯のことを考えておかなければならない」とチームとしての修正点を挙げた。

 2失点は中沢の反則(PK)と川口のキャッチミスから。ミスが許されないW杯へ向け「落ち着いて対応し、ゴール前でファウルを与えちゃいけない」と川口は反省を口にした。平均身長182センチという高さに対する宿題も残った。ジーコ監督は「サイドをえぐられ放り込まれた。ポジションが悪かったし、一発競ったあとのこぼれ球への対応もよくなかった。これまでできたイメージがあるので、修正していかなくてはならない」。W杯直前を除き、欧州組が唯一、集まれる機会だったが、ジーコジャパンに守備面でたくさんの問題が浮き彫りとなった。【岡本学



[ 2006年3月1日9時51分 ]


☆サッカー:ボスニア戦ドロー 課題そのまま(毎日)

厳しい表情で戦況を見つめるジーコ監督=ドルトムントのウェストファーレン競技場で2006年2月28日、竹内幹写す 【ドルトムント(ドイツ)小坂大】今年6月に開幕するサッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会前に唯一、ベストの布陣をそろえた日本代表の遠征だったが、課題も残した。28日、W杯会場となる当地のウェストファーレン競技場であったボスニア・ヘルツェゴビナ戦で、日本は後半ロスタイムに中田英ボルトン)のゴールで追いつき、2−2の同点で終えた。1次リーグで対戦するクロアチアを想定した相手に、いったんは逆転されたものの、土壇場で追いつく粘りを見せた。今季の通算成績は2勝1敗1分け。日本代表は1日夕方に帰国。3月30日に大分でエクアドル代表と対戦する。

 試合前にジーコ監督が掲げていた課題は二つあった。身長が高いボスニアの長所を守りで消すこと。攻めては組織的に守る相手を崩すこと。今季初めて海外組がそろった布陣で、W杯を意識した試合に臨んだ日本代表だったが、課題はそっくり残こされた。

 まずは守り。前半のつなぐサッカーから日本ゴールを目指して速い縦のボールでサイドを狙ってきたボスニアの圧力に負けて、後半11分に中沢がPKを与えた。ボールを放り込む出所を抑える守りこそが「相手の長所を消す」ことだったが、肝心の日本のプレスが失速した。攻めても、がっちりとゴール前で壁を作るボスニアの鼻先まではボールを回すことができたが、壁を崩すまでの展開には広がらなかった。

 現在の日本代表は、個々の役割があらかじめ決められておらず、ボールを奪ったら、右へ左へと展開するという約束ごとに縛られていない。攻める場面では、個々の連係を発揮して崩し、守っても相手の状況を見ながらボールの奪いどころ決める。ピッチに立った11人の意思統一に委ねられているから、試合ごとに確かめながら進める必要がある。今回のような短期合宿では、なかなか連係が熟成されず、打ち合いの試合となってしまう。

 ジーコ監督は「本大会の備えは万全にする。悪い時間帯や相手が攻撃するスペースを与えない自信はある」ときっぱりと言う。海外組が合流しにくいチーム状況を考えれば、この時点で多くは望めない。次に代表全員が顔をそろえるのは5月半ば。そこからチーム力を高めるしかないのが現実で、W杯の道程は短期決戦なのである。【小坂大】




書きたいことは一杯あるが、4バック崩壊というよりは、ジーコの4バック自体のリスクなんだと思う。攻撃参加している三都主・加地・福西のポジションの部分ががら空きになるのをボスニアは見逃さなかった。後半猛攻を掛けられても戻るに戻れなかったというのが実態なのではないかと・・・すばやく守備に戻れれば問題はないんだが、それが出来るのは中田英寿くらいしか思い浮かばないし、あるいは松田か茂庭を入れて3バックとるしかないんじゃないかな・・・


しかしボスニアサポーターのキレぶりは凄かったですね。
開始と同時にボ・ス・ニ・ア・ハイハイハイの大合唱

爆竹をならす

発炎筒を焚く

ドイツの緑色の制服を着たセキュリティに囲まれる

日本側の守備のタイミングで爆竹をならしまくる

終了後、総立ちで万歳三唱

でもね。ドイツ各地の地名を入った横断幕を掲げた駐留日本人の方々の応援はそれはそれでいいとは思うんだけどね・・・(ジョン・レノンのパワートゥザピーポー♪ってな感じで)


インテルがアルゼンチンのテベスを狙う=セリエA

 インテルのマッシモ・モラッティは、アルゼンチンのスター選手カルロス・テベスの獲得を狙っているようだ。インテルテベスに興味を持っていると報じたのは『グエリン・スポルティーボ』誌。

 同誌によれば、モラッティテベスのプレーと若さに惹かれており、獲得に動き始めているとのことだ。インテルの首脳陣の計画が実現すれば、アドリアーノとの脅威の2トップが誕生することになる。

 FIFA(国際サッカー連盟)公認代理人フェルナンド・イダルゴの次のような言葉がモラッティとその周囲に夢を抱かせたようだ。
「私はテベスコリンチャンスへの移籍に協力した。今でも彼の代理人アドリアン・ルオッコやボカと連絡を取り合っている。テベスはワールドカップ終了後に、ヨーロッパに移籍すると考えていいと思う。インテルほどのクラブなら、彼をイタリアに連れてくることができる可能性はある。だが、評価額はかなり高く設定されている」

 また『グエルン・スポルティーボ』誌は、インテルのジャチント・ファッケッティ会長のコメントも掲載しており、それによればすでに交渉が行われているとも感じられる。
テベスは非常に高いレベルのカテゴリーに位置する選手の1人であり、インテルの補強の方針に一致する。彼に関しての情報はすでに取り寄せた。もちろん、金銭的な条件や交渉の形式についても検討する必要がある。興味があるのは確かだ」

(C)SPORT

[ スポーツナビ 2006年3月1日 11:25 ]


この移籍話はかなりありうるかもね・・・


写真はカリアリ対ユーべ、どっちもガチです・・・