cafebakerst2006-02-09

☆新布陣不安 初の試合形式サブ組に完敗
左サイドで全く仕事できず 「3−6−1」全く機能せず
 

サンノゼ(米国)7日=ペン・三宅篤、佐藤岳】ジーコ監督も沸点寸前!? 米国で合宿中の日本代表が7日、現地でゲーム形式の練習を行った。ハーフコートゲームでは「3―6―1」の布陣を試したレギュラー組がミス続出でサブ組に圧倒され、その後の紅白戦でも主力組は機能せず。ジーコ監督(52)も険しい表情で指示を出すなど、課題の残る一日となった。8日には地元の高校と練習試合を予定しており、10日の米国戦(サンフランシスコ)に向け、立て直しが急務となった。


あたりが暗くなるまで紅白戦などの練習をこなした主力組の威厳がもろくも崩れた。米国入りして初の試合形式の練習。最初に行われたハーフコートのゲームから、3―6―1の布陣を敷くレギュラー組の様子がおかしかった。パスミスを連発し、前線の攻撃陣も孤立。サブ組の勢いに成すすべなく、20分間で0―2と圧倒された。

 ここで鬼の形相を浮かべたのがジーコ監督だ。主力組だけを集めると、約4分間の“説教タイム”。「パスミスを少なくしろ! 初歩的なミスを減らすんだ!!」と語気を強めた。MF三都主に対しては「センタリングを上げるときは相手DFにボールを当てるな」とクロスの際の工夫を要求するなど、身ぶり手ぶりでゲキを飛ばした。

 だが、それでもこの日のレギュラー組にはリズムが戻らない。直後に行われた27分間の紅白戦でも苦しんだ。1トップの久保と攻撃的MFの小野、小笠原のトライアングルが絡む場面が少なく、両サイドからのクロスもゼロ。0―0だったものの、シュート数も2対6と下回り、好機も作れない。指揮官から名指しされていた三都主は、対面する相手DF駒野に2度も抜き去られ、決定機を許した。右ひざ痛を抱える本人は「具体的には(アルゼンチン代表の)ベロン(の故障)と同じ。ダッシュや切り返しで痛む」と弱音を吐いた。

 攻守がかみ合わなかったことも不調の一因。久保が孤立する場面が目立ち、前線のターゲットも不足。攻撃が単調になり、それが守備にも負担をかけた。DF宮本は「監督は『攻めの時も5人残せ』と言っているけど、忠実にやろうとすると難しい」と戦術上のジレンマも見せた。

 過酷なフィジカル練習による疲労もあるが、条件はサブ組も同じ。いい訳にはできない。「明日はもっとよくなると思う」とジーコ監督。DF中沢も「長い目で見ればいいこと。ポジティブにとらえたい」と前を向いた。照準は4か月後のドイツW杯。試行錯誤の日本は、まずは米国戦に向け、チームの立て直しを図る。


まあここで手の内を全部出してもいいことはあまりないので、あまり神経質にならなくてもいいと思うが・・・サブ組との入れ替えもやむなしか・・・



☆故障者続出の横浜に「神の手」

 故障者続出の横浜のピンチを「神の手」が救う。昨季まで千葉のアスレチックトレーナーを務めていた妻木充法氏が、医療スタッフに加わることになった。同氏は選手の体調管理や治療の専門家で、豊富な運動量が持ち味の千葉を支えた。DF松田やFW坂田ら7人が故障を抱えるだけに、強力な助っ人。この日のJ2札幌との練習試合は戦力が整わず1−1の引き分け。岡田監督は「まだテストの段階」と再調整を示唆した。

[2006/2/9/07:08 紙面から


日本代表とも関係するけど今プレシーズンはハードな筋肉トレーニングがブームだったが、限界の見極めが結構むずかしくて、いきなり素人では無理との説も・・・

西野監督などそのへん結構、トレーニングヲタクらしいけど、柏時代、選手にアセロラドリンクを飲ませたりとか・・・



☆【こぼれ話】ナチ式の敬礼やれば逮捕=独警察が英サッカーファンに警告


【ロンドン9日】ドイツ警察はイングランドのサッカーファンたちに対し、今夏のワールドカップ(W杯)ドイツ大会でナチスドイツ式の敬礼をしたり、ヒザを曲げないで足を高く上げるナチス式の行進(グースステップ)をした場合は逮捕もあり得ると警告した。

 9日付の英国の新聞サンによると、ドイツ・ニュルンベルク警察のゲアハルト・ハウプトマンル本部長は同紙に対し、「イングランドのファンたちはよく注意しなければならない。ナチのまねをした挑発行動を公共の場で行えば、逮捕の危険を冒すことになる」と述べた。

 イングランドはW杯の1次リーグの試合のうちトリニダード・トバゴ戦を6月15日にニュルンベルクで行うが、同地はナチ党の悪名高い大会が何度か開かれたり、ルドルフ・ヘスヘルマン・ゲーリングらナチ党の戦犯裁判が行われた場所で、市民は第2次大戦の話が持ち出されるのを強く嫌う。一方、イングランドのファンはドイツ相手の試合で「クラウト(ドイツ人)になるくらいならパキ(パキスタン人)になった方がマシだ」と合唱するくらいだから、不祥事発生も予想される。

 またイングランドのファンは「2つの大戦、1つのワールドカップ」という野次もよく飛ばす。これはドイツが大戦に2回負け、1966年のW杯でイングランドに敗れたことに言及したもの。〔AFP=時事〕

時事通信社(2006年2月9日 17:35)


イングランド・ドイツのフーリガンも数々の因縁があるわけだが・・・