今年まったく浦和に勝てなかった件について
気がついていたら負けていたという試合が多かったですね。
まあ浦和には基本的には守られていたということでしょうか。今年の東京の攻撃のちぐはぐさから見れば守りやすかったでしょうね。そして時間とともにどんどん追いこまれて、点を取られると再び守られ続けるというパターンだったと思います。
東京にとってはエメルソンよりもポンテ・マリッチ・長谷部のトリオの方がはるかにやりづらかったと思います。エメルソンほどのテクニックの切れもスピードもないけど、ポンテ・マリッチの
「犬のように」
(現実、マリッチのニックネームは「闘犬」らしい・・・)しつこく食い下がり、走り回るプレーに東京は引きずりまわされて最後は根負けしていた印象があります。
ケリー・アマラオのいた頃は互いに1歩も引かずに守り合って、終了間際にねじ込んで勝つというパターンでしたが、今年は前半は責めに責めても若手が後半スタミナが落ちてくる頃を狙って、得点されていたような気がします。
じゃあどうしたらよかったかというと、宮沢・戸田のように後半でも運動量の落ちない選手を投入するくらいしか手がなかったと思います。とにかく前線に押し込んでいくという一点張りでいくしかなかったかなと・・・
浦和に関しては基本的には守って、あとはアタックをかけるのみという原始的で単純な戦法が一番いいと思います。強力なアタッカーがほしいところですが・・・(注意したいのは他のチームについては必ずしもこの戦法が有効なわけではないという点)
来シーズンはマリッチはいないのでやれやれというところでしょうが(苦笑)
(写真は敵ながらあっぱれということで・・・)
☆ディカニオ「私は人種差別しない」
「ナチス式敬礼」で物議を醸しているラツィオFWパオロ・ディカニオ(37)が「私はファシストだが、人種差別主義者ではない」と弁明した。そして「敬礼は同志に向けたものであって、暴力を扇動することも民族的な憎悪もない」と説明した。ディカニオは11日のリボルノ戦でナチス式敬礼をしたことによって、1試合の出場停止と制裁金1万ユーロ(約140万円)を科された。
[2005/12/25/07:47 紙面から]
これはかなり苦しい弁明かと・・・
なぜならラツィオにはこういう「前科」があることは周知の事実なので・・・
http://www.tifosissimo.8m.com/columns/088curva.html(変なポップアップが出るので注意)
ラツィオというチーム自体はミハイロビッチ、ボクシッチ、シメオネ、ネドべドのように偉大な選手を無名時代から東欧や中南米からスカウトして送り出してきた輝かしい歴史があるし、マンチーニやネスタのように必ずしも国粋的な選手ばかりではない。だからこそ応援しているわけですが・・・正直なところ自分のなかでも整理できてないところがある・・・