ナカタに関するあれこれ

cafebakerst2005-12-24

☆中田、今季の移籍はなし
 ボルトンアラダイス監督がMF中田英寿(28)について、今季中の移籍話の完全封印を宣言した。レンタル元のフィオレンティーナからの完全移籍がささやかれるが「契約上、完全移籍についてはシーズン終了後に話し合い決めることになっている。現時点では絶対にあり得ない」とあきれたように言った。また最近スランプ気味の中田英に関し「レンガの壁にぶつかっている。中央から、スペースのあるサイドで使っても結果が出ない。でも年末年始は、8日間で4試合の過密日程なのでチャンスは来る」と奮起に期待した。

[2005/12/24/09:47 紙面から]


あきれたという部分が笑える。
こんなことまで書かれてたのに・・・


☆屈辱の中田英ボルトン完全移籍消滅…6月にはレッチェ
2005年12月22日(木) 8時2分 サンケイスポーツ

 フィレンツェ(イタリア)21日】日本代表MF中田英寿(28)が所属するイングランドプレミアリーグボルトンが、中田英保有権を持つセリエAフィオレンティーナに対して「買い取りオプションの不行使」を通達していたことが明らかになった。1年間のレンタル移籍でボルトンに加入し、当初は来年1月の完全移籍ともいわれていたが…。さらにその先には“たらい回し”まで待ち受けている状態だ。

 ♪回る回るよ、世界は回る−。そんな哀歌が聞こえてきそうな緊急事態だ。日本の王様・中田英が欧州で“たらい回し”の危機に置かれた。

 「ボルトン側から移籍金に見合う選手ではないとの通達があった」。フィオレンティーナのクラブ幹部が衝撃の告白をした。20日のカーリング杯5回戦・ウィガン戦(アウエー)では公式戦2試合ぶりに先発。レギュラー布陣の中でトップ下に位置するアピールの絶好機も、得点に絡めず後半17分に交代した。今季プレミア初昇格の相手に0−2敗戦。リーグ戦では3試合で出番なく苦境に立たされている。フィオレンティーナから1年間の期限付きレンタル移籍でボルトンに加入。初ゴールを決めた10月23日のWブロムウィッチ戦後にアラダイス監督は「来年1月に完全移籍を実現するよう働きかけたい」としていた。ところが、その後は雲行きが一変。今月2日には「今季終了後に考えること」とトーンダウン。そして、ついには200万ポンド(約4億円)の移籍金を支払う意思がないことを明確に示したのだ。

 一方、フィオレンティーナ側も困惑する。昨季Aにギリギリ残留したチームは、今や4位で優勝争いを展開。1年契約で今季就任したプランデリ監督とも2年間の契約延長となり順風満帆。パルマ時代に起用法で対立した同監督の長期政権が確実で、来年6月に中田英が戻ったとしても、居場所がないのが実情だ。そこで、コルビーノSDが元所属のレッチェへの無償レンタルを画策していることが判明。これこそ“たらい回し”の状態。今季開幕前に日本代表MF小笠原(鹿島)の獲得に乗り出すなど日本人選手に興味を持つレッチェ側も、この“交換条件”に興味を示している。

 とにかく、中田英に求められるのは、今後のプレミアでの半年間、そしてドイツW杯でのプレーで苦境を打破すること。日本の王様のW杯イヤーは厳しい試練から始まる。

[ 12月22日 8時2分 更新 ]



♪回る回るよ、世界は回る−。


そんな哀歌が聞こえてきそうな


緊急事態だ。特にこの部分は酷い(苦笑)



オサスナアトレティコ・マドリーを下す=スペイン

 オサスナが2−1でアトレティコ・マドリーに勝利した。ゴールが生まれたのはすべて前半だった。ホームのオサスナは開始からわずか12分でミロシェビッチを失ってしまう。試合前からコンディションが万全ではなかったミロシェビッチは、大部分が凍り付いて重くなったピッチの影響も受けたようで、筋肉を痛めて途中交代を強いられた。

 アトレティコ・マドリーはポストに当たったボールをペトロフが押し込んで先制。しかしオサスナはあきらめず、5分間でスコアをひっくり返した。29分にはラウル・ガルシアがエリア外から右足で決めて同点。33分にはミロシェビッチと交代で入ったロメオが見事なループシュートで逆転ゴールを奪った。これでオサスナは今季のホームゲーム9試合で9勝目。勝ち点を38に伸ばし、首位バルセロナを2ポイント差で追っている。

(C)SPORT
[ スポーツナビ 2005年12月23日 12:26 ]


オサスナの好調についてはまた追ってみたいと思います。



☆日本のライバルはバラック後継者!
クロアチア司令塔・クラニチャルバイエルン触手!(放置より)
 デュッセルドルフ(ドイツ)22日=石倉勇】日本のライバルは“ポスト・バラック”だ。ドイツW杯1次リーグF組で日本と激突するクロアチア代表の若き司令塔、MFニコ・クラニチャル(21)=ハイデュク・スプリト=が22日、ドイツ代表MFミヒャエル・バラック(29)を擁する名門、バイエルン・ミュンヘンから獲得の話があったことを自ら明かした。この日、当地で行われた慈善試合に途中出場し、華麗なパス回しを披露したクラニチャル。父親のズラトコ氏(49)率いるクロアチアの父子(おやこ)鷹が、日本にとって最大の難敵となる。


クロアチア代表不動の司令塔を務めるMFニコ・クラニチャル  デュッセルドルフのLTUアレナで開催された世界飢餓救済の慈善試合「ジダンロナウドフレンズ」。後半14分、ジダン・フレンズの一員としてクラニチャルがさっそうと登場すると、その美男子ぶりにスタンドは一瞬、騒然となった。ジダン軍のボランチに入り、右足で正確なパスを繰り出す。ジダン交代後、崩壊寸前の攻撃陣をブレーメンMFミクーとの連係で仕切り、4―2の勝利をもたらした。

 クロアチア代表主力で唯一の国内組。日本では知名度が低いが、不可欠なキーマンだ。スウェーデンブルガリアと同組となったW杯予選では、出場停止1試合を除く全9戦で先発し2得点。ペルショ(レンジャーズ)、クラスニッチブレーメン)の強力2トップを操る司令塔として、予選無敗通過に貢献した。

 試合後、クラニチャルは自ら「1月にドイツ移籍? 冬期休暇中にチャンスが来るかも。実はバイエルンからも打診はある。1月が無理なら、6月には移籍するよ」と明かした。バイエルンの司令塔・バラックは来夏のスペイン移籍が有力視されている。クラブもマネーゲームに乗るつもりはなく、不動のドイツ代表MFの後継者を物色中だ。クラニチャルについて、バイエルン幹部は「スプリトでの試合を5試合見た。いい選手だ。しかし、現段階で獲得はないと思う」と話したが、はからずもバラックに代わり得る存在としてクラニチャルをリストアップしていたことを認めた。獲得候補にはリケルメビジャレアル)、ファンデルファールト(HSV)らスター選手の名前が挙がっている。185センチ、75キロと体格に恵まれたクラニチャルのスルーパス、ミドル弾は、そういった超一流レベルに達しており、「小皇帝」と呼ばれるバラックに匹敵する能力を備えているのは間違いない。

 今大会唯一の父子鷹。「ナカタは知っている。タフな選手。それ以外日本の情報は持っていない。(しかし)父が日本と豪州の試合を分析中だ。6か月後には僕も彼らのすべてを熟知しているはず」と、代表監督の父・ズラトコ氏の情報分析能力に全幅の信頼を寄せた。

 「我々の目標はあくまで1次リーグ突破。(1位突破の)最有力候補はブラジル。そこにクロアチア、日本、オーストラリアが続く。その後は一歩一歩、自分たちのやれることをするだけ」とクラニチャル。父と自らの名誉にかけ、「バルカンの王子様」が日本の前に立ちはだかる。

 ◆ニコ・クラニチャル 1984年8月13日、ザグレブ生まれ。21歳。攻撃的MF。01年、16歳で名門ディナモ・ザグレブでプロデビュー。02―03シーズンには主将としてリーグ優勝に貢献したが、首脳陣と対立し、05年1月にハイデュク・スプリトに移籍した。フル代表デビューは04年8月のイスラエル戦(代表通算14試合出場3得点)。父親は現代表監督のズラトコ・クラニチャル氏で、元同国代表FWのダボール・スーケル氏が代理人を務める。185センチ、75キロ。
 
クラニチャルの素顔

 クロアチア代表で不動の司令塔を務めるクラニチャルは、同国きってのファンタジスタ。トップ下から意外性あふれるラストパスを供給するだけでなく、威力満点のミドルシュートも併せ持つ、攻撃のキーマンだ。

 現役時代に名FWとして鳴らしたズラトコ氏を父親に持つ。弱冠16歳で名門ディナモ・ザグレブでプロデビューを飾ると、18歳には主将としてリーグ優勝に貢献。05年1月にはフロントとの対立が原因で、ディナモ最大のライバルであるハイデュク・スプリトに電撃移籍し、話題を呼んだ。プレーはもちろん、その甘いマスクで「ニコマニア」と呼ばれるファンが出現するほどの人気者だ。

 代表初招集となった04年2月には負傷のためデビューはお預けとなったが、欧州選手権で1次リーグ敗退したバリッチ監督が責任を取って辞任すると、後任に任命されたのが父親のズラトコ氏。父の就任初戦となった同年8月18日のイスラエル戦で待望のフル代表デビュー。W杯予選では10試合中9試合に出場(2得点)し、母国を3大会連続3回目の出場に導いた。監督と司令塔という父子鷹で出場するドイツW杯。日本にとって一番の危険人物となるのは、間違いなくこの男だ。


クロアチア代表で日本の脅威になりそうなのはクラニチャル、コヴァチ兄弟、ペルショといったところでしょうか・・・

【補足】
クロアチア攻略について的確な分析があるのでこちらを参照
http://d.hatena.ne.jp/souno418/20051215