速報

五輪代表が快勝=U2グアテマラに2−0−サッカー

時事通信

 【カーソン(米カリフォルニア州)18日時事】8月の北京五輪に出場するサッカー男子の23歳以下(U23)日本代表は18日、ロサンゼルス郊外の当地でU2グアテマラ代表と米国遠征第2戦を行い、2−0で快勝した。

 日本は前半22分、18歳のFW山崎(磐田)のゴールで先制。後半13分にはDF青山(清水)が追加点を入れた。

 日本はこれで遠征2連勝。20日には再びグアテマラ代表と対戦する。 

2008年2月19日 10時12分 時事通信


反町日本メダル獲得へ本格的情報戦突入

選手たちの動きに目を光らせるU−23日本代表反町監督(奥)
選手たちの動きに目を光らせるU−23日本代表反町監督(奥)

 【フラートン(米カリフォルニア州)17日(日本時間18日)=山下健二郎】8月の北京五輪に出場するU―23(23歳以下)日本代表が、40年ぶりのメダル獲得へ向けて本格的な情報戦に突入する。同代表は米国遠征6日目の現地時間18日に、U―23グアテマラ代表と練習試合を行う。その際、同国関係者からアルゼンチンのプレー映像を極秘入手することが分かった。反町監督が「お願いしてあるので、試合のときに持ってきてくれる」と明かした。

 手に入れるのは2月6日にロサンゼルスで行われた親善試合で、アルゼンチンが5―0でグアテマラA代表に勝った映像。年齢制限のないオーバーエージ(OA)枠でリケルメデミチェリスマスケラーノも出場した「五輪代表チーム」だっただけに分析資料としての価値は高い。「取引」として日本側も3月に北中米・カリブ海地区最終予選を控えるグアテラマに、昨年2月に親善試合で対戦した米国の情報を提供する。

 反町監督は五輪世代の育成のため、OA枠使用に慎重だが「他の出場国の状況を踏まえて考えたい」という。まずは連覇を狙う優勝候補の戦力を徹底分析し、今後のチーム強化と編成に生かす。

[2008年2月19日9時41分 紙面から]