こちらはいまだ迷走中
ビジャレアルに所属するアルゼンチン代表のMFリケルメの獲得に、インテル、ユベントスが開幕前の夏同様に興味を示していると、20日の地元『スーペル・デポルテ』紙が報じた。
ビジャレアルで構想外となっていることから、冬の移籍市場での移籍は確実とされているリケルメ。ここにきて同じアルゼンチン人のDFサムエルが「インテルに来てもらいたい」とコメントを出している。さらにユベントスもインテルとの獲得レースを考慮し、1000万ユーロ(約16億2000万円)以上の移籍金を用意するとされている。
一方、ビジャレアルの幹部であるジャネッサ氏が現在アルゼンチン入りしていることから、本人の希望であるボカ・ジュニアーズ復帰のうわさも再浮上中。ただし、高額な移籍金と年俸の面がネックとなり、ビジャレアルとの交渉すら難しい状況はこれまでと変わっていない。そのため現実的には、ボカ復帰は難しいと見られている。一時はリケルメが無給でボカへの移籍を希望したこともあったが、ビジャレアルは900万(約14億6000万円)以上の移籍金を提示できるクラブとの交渉を優先させており、ボカはその移籍金を用意できないと言われている。
そのほか、フルミネンセ(ブラジル)、ニューカッスル(イングランド)などもリケルメ獲得に興味を示しているとうわさされており、ビジャレアルとしてはそうした複数のクラブで獲得を競争させることによって、なるべく高い移籍金でリケルメを放出したい意向だ。
- Ichiro Ozawa from Spain-