レアル、開幕ダービー戦で勝利!/リーガ

 リーガ・エスパニョーラは現地時間25日に2007-08シーズンの開幕戦3試合が行なわれ、レアル・マドリーアトレティコ・マドリーの一戦は、2対1でレアルに軍配が上がった。ロイター通信が報じている。

 ホームのレアルは、開始1分にアグエロに決められいきなり失点を喫するも、15分にラウルがヘッドで決めて、試合を振り出しに戻す。その後両者ともに譲らない展開が続いたが、レアルは79分、グティのFKから最後は新加入のスナイデルが値千金の決勝弾。昨季王者がダービーマッチとなった開幕戦を制し、幸先のよいスタートを切った。

 今季からレアルで指揮をとるシュスター監督は「初戦で我々は非常によく努力した。ファンも間違いなく楽しめるエキサイティングな試合だったと思う」と満足げに語っていた。

 また、シーズン前のスーパーカップでレアルを倒したセビーリャも、その力を発揮した。ヘタフェをホームに迎えたこの試合で、セビーリャはヘスス・ナバスのゴールを皮切りに、ルイス・ファビアーノカヌーテが立て続けに得点を奪い、最後はケルジャコフがダメを押して圧勝。ヘタフェのゴールを開始直後の1点に抑え、4対1で大勝した。

 もう1試合では、昇格組ムルシアが新加入選手の活躍でサラゴサに2対1で競り勝った。ムルシアは17分にメヒアのゴールで先制すると、一度はサラゴサオリヴェイラに同点にされるも、68分にバイアーノが勝ち越し弾を挙げてうれしい白星を手にした。

2007年8月26日 11時01分 ISM