千葉退団ストヤノフ、広島移籍が浮上

 千葉を退団したDFイリアン・ストヤノフ(30)の移籍先に広島が浮上していることが7日、分かった。ストヤノフは6月中旬に千葉のアマル監督批判騒動を起こし、クラブ側が求める謝罪に応じなかったことで7月24日に契約解除され、移籍先を探していた。

 関係者によると、広島が移籍先の候補として挙がっている。高い守備能力と積極的な攻撃参加は、オシム代表監督が千葉を指揮していた時も絶大な信頼を置かれるなど実力は折り紙付き。広島は今季18試合で38失点とリーグワーストの数字。DFダバツが5月に左ひざに全治8カ月の重傷を負って離脱し、守備陣のコマに不安を抱えている。ストヤノフの存在があれば、改善できる可能性は高い。

 広島の織田強化部長は「個人的にはいい選手だから来てほしいけど、金銭面的には厳しい」と現段階では慎重な姿勢を示した。だが千葉時代の5000万円(推定)といわれる年俸面が交渉などで折り合いがつけば、ストヤノフの新天地が決まる可能性が高まる。

2007年8月8日 09時46分 日刊スポーツ


オシム監督の盟友ペトロビッチ監督のホットラインでしょうか?