中田氏、アジア杯は「前回より厳しい」
 ドイツW杯で引退した元日本代表の中田英寿氏(29)が、26日にブラジルで行われる前日本代表ジーコ監督(53)=フェネルバフチェ監督=の二男で歌手のブルーノ・コインブラさん(28)の結婚式に出席することが19日、分かった。この日、マレーシアで行われたアジア杯の抽選会で引退以来初めて公式の場に姿を見せた中田氏はその後米国を経由してブラジル入りする予定。

 中田氏は現役時代の2003年12月にプライベートで当時の代表監督だったジーコ監督のリオデジャネイロの自宅を訪問。その際にブルーノさんとも親交を深めた。現地ブラジルではジーコ監督主催のチャリティーマッチの開催があると報道されたが、現時点でその予定はなく挙式出席が目的。ジーコ監督もトルコから駆けつける予定で、再会を果たすことになる。

 この日、アジア杯の抽選会に出席した中田氏はAFCのホームぺージで「数年前までは日本や韓国が優勝候補だったかもしれませんが今やそうでないでしょう。前回大会よりも厳しい戦いになるのではないでしょうか」などと語っている。


2006年12月20日 08時15分


ジーコ氏の次男ってかつて鳥栖だったか、J2でプレーしようとして断念した人でしたよね。やはり中田もそろそろピッチにかかわる仕事をして欲しいところだが・・・


ザルツブルク宮本」20日にも発表

 G大阪DF宮本恒靖(29)のオーストリア1部ザルツブルクへの移籍が正式決定し、20日にも発表されることが分かった。推定年俸1億円の完全移籍で、ジーコジャパンでの盟友、浦和MF三都主アレサンドロとともに移籍市場の開く1月から念願の欧州でプレーする。

 ザルツブルク幹部によると、宮本の獲得を最終的に決めたのは19日で、すぐに契約に必要な書類を整え、G大阪サイドに送付した。ザルツブルクはJリーグ終盤のプレーをチェック。読みの鋭い守備と統率力に加えて英語が堪能なことから、4バックのセンターバックとして十分に通用すると高く評価した。

 19日にG大阪の練習に参加した宮本は「目標としてやってきたんで、まあ何とかって感じですね。全く海外でプレーしたことがないわけやから、想像だにしないことも起こるやろうし」と移籍への思いを話した。労働許可証が下りずにウェストハム移籍を断念してから5年。W杯を2度経験し、円熟味を増した宮本が退路を断つ完全移籍で欧州のピッチに立つことになった。(ザルツブルク・堀秀年通信員)


2006年12月20日 06時01分


オーストリアと聞いてもあまりピンとこないというのが率直な印象か。ヨーロッパトップリーグに及ばないのは明らかだとしても、スイス、クロアチアスロバキアルーマニアのほうがリーグ的にはレベルが高いと思いますね。CLの出場枠見ても1枠しか持ってないし・・・オシム監督の現在の母国というくらいにしか。


【追記】これは一体どうなっているのかと・・・


J1:浦和の三都主ザルツブルクへ移籍確実に
 J1浦和の日本代表MF三都主アレサンドロ(29)がオーストリア1部リーグのザルツブルクへ移籍することが20日、確実となった。条件面などで両クラブが基本合意した。ガ大阪のDF宮本とともに、日本人選手が同一クラブでプレーすることになる。

 浦和によると、完全移籍を見据えた期限付き(レンタル)移籍。活躍次第でザルツブルク側に買い取りオプションが付く形とみられる。三都主は現在、クラブハウスなど施設見学のためザルツブルクに滞在中。

 三都主は02年、イングランドプレミアリーグのチャールトンへの移籍が決まりかけたが、労働許可証が下りず断念した。年齢的に海外挑戦のラストチャンスとして、決断に踏み切ったようだ。

 三都主は97年に高知・明徳義塾高から清水入り。04年浦和へ移籍し、左サイドのスペシャリストとして今季の初優勝に貢献した。J1通算291試合に出場し67得点。日本代表としては02年、06年のワールドカップに出場した。【仁瓶和弥】

毎日新聞 2006年12月20日 20時13分