東京平山がJデビューへ追試
2006年9月22日(金) 9時53分 日刊スポーツ


練習試合に先発出場したFW平山(左)は、セットプレーの合間に水分補給


 東京FW平山相太(21)がJリーグ先発デビューへ、22日に「追試」を受ける。21日の流通経大との練習試合で東京は高さを生かす3−5−2の「平山シフト」を試したがチーム全体が機能せず、テストに至らなかった。22日の紅白戦で本来の4−4−2システムに戻して最終テスト。紅白戦で結果を残せば、鹿島戦(24日)はスタメン出場する可能性が高い。
 イライラを募らせた。ボールが入ってこない。流通経大戦の前半20分、平山はキープしていたボールがタッチラインを割ると、思いっきり右足を振り抜いてボールに怒りをぶつけた。ボールはさらに外へ40メートル以上も飛んでいった。平山は「ボールの受け方をもう少し工夫しないといけない。僕の(パスの)引き出し方に問題があると思う」と仲間を気遣ったが、明らかにチーム全体が機能していなかった。
 平山の高さを生かすために、倉又監督は就任後初めて3バックを試した。両サイドをより高い位置で攻めさせ、中央に正確なクロスを上げて攻めるのが目的だった。しかし、ガーロ体制だった8月12日の浦和戦以来の3−5−2システムは、逆にイレブンに迷いを生じさせた。MF今野は「今日は平山の動きより、自分たちのペースでできなかったことが痛い」。中盤が4バックの時の4人から3人に減ったことで、中盤で相手に主導権を握られ「平山シフト」を試すまでに至らない。レギュラー組は45分間で1−1。放ったシュートもヘッドの2本だけと、消化不良に終わった。
 だが、これで出場が消えたわけではない。「平山は疲れていたし、チームもうまく機能しなかった。今日の時点で鹿島戦のスタメンで使うのは難しい。明日(22日)4バックでまた試します。追試といえば追試ですね」と倉又監督は再テストを明言。今日22日の練習後に鹿島戦遠征メンバーを発表する予定で、平山にとってはJデビュー戦に向けた最終テストとなる。
 「鹿島戦に出場したいか?」の質問に平山は「当たり前です。みんな試合に出たいですよ」と言い切った。12日のチーム合流から毎日30分以上走り込んでいるため、疲労はたまる一方。大阪で行われた2日間のU−21代表合宿参加でさらにスタミナを消耗した。だが、平山は「大丈夫です。まだ若いし、寝れば疲れは取れますから」。まずはチームの最終試験に合格し、Jの舞台で実力を見せつける。【盧載鎭】

[ 9月22日 9時53分 更新 ]


4バック1トップでもなく(昨年までの)3バック2トップでもなく(今年前半の)
4バック2トップでしょう・・・やはり。そうすれば原さんの良さも生きるし、
攻撃力もアップするのでは



土曜はこんなイベントもあるようですね
http://www.enjoytokyo.jp/OD004Detail.html?EVENT_ID=51965