素朴な疑問ですが

☆俊輔 オシム監督の前で走る走る!

練習で軽快な動きを見せるセルティックMF中村


 ドワンゴカップ2006横浜―セルティック戦(スポーツニッポン新聞社など主催)は3日に開催される。W杯日本代表MF中村俊輔(28)らセルティックのメンバー16人は2日、日本に到着し、試合会場の日産スタジアムで公開練習を行った。軽快な動きを披露した中村は運動量を求められるセルティックの走るサッカーを、視察する日本代表のオシム監督(65)に見せつける。

 中村にとっては単なる親善試合ではない。前日練習前の記者会見で「いいプレーをしたい」と力強く言い切った。日本の新指揮官オシム監督の求める「考えて走る」スタイルにバージョンアップした姿を披露する。

 今季のセルティックのサッカーは、オシムジャパンの方向性と合致する。中村もスコットランドではとことん走ってきた。ランニング中心のメニューが1週間のうち数日間組まれ、重さ4キロのジャケットを着用して走らされることもある。中距離走、鬼ごっこ…とそのメニューは多岐にわたる。ただ走るわけではない。「戦術を理解して、頭を使わなければならない」と本人も話す。運動量は明らかに増えた。「誰が見ていても、自分のプレーをするだけ」と指揮官の目は意識していないが、欧州仕込みのタフネスぶりを見せる。

 横浜戦の後は、中2日でハーツ戦を迎える強行日程だが、ストラカン監督は「精神的なストレスに耐えられるかというテストの意味もある。中村は次(ハーツ戦)もファーストチョイスに入っている」と話した。中村にとってはメンタル面での強さも問われる遠征だが、それに耐える強さはオシムジャパンでも求められるものだ。

 トリニダード・トバゴ戦(9日)、イエメン戦(16日)への招集は見送られる予定だが、9月にアジア杯予選サウジアラビア戦(9月3日)、イエメン戦(同6日)の遠征も控えており、オシム監督への重要なアピールの場ともなる。日本の新リーダーとして、中村が古巣のピッチで存在感を示す。
[ 2006年08月03日付 紙面記事 ]



マリノスサポーターの方には申し訳ないのですが、どうしてドイツの時は走らなかった(走れるように調整してなかった)のか未だに疑問です・・・