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TBS系朝の情報番組「朝ズバッ!」の司会を務めるみのもんたさんは、日本の惨敗に厳しい評価を下した。「前半から押されっぱなしだった。(先制点も)僕は大喜びしなかった」と持論を展開した。さらに中村のゴールにも「あんなのはシュートと言わない。ゴールに突き刺さるものだ」、ジーコ監督の采配にも「大黒を出すのが遅すぎる。稲本でも出せばいいんですよ」と、不甲斐ない敗戦を喫したジーコジャパンに不満をぶちまけていた。
2006年06月13日 06時41分
根拠のない楽観論ほど怖いものはありませんね。中田も「仲良しクラブじゃ駄目。緊張感を持った戦闘集団にならないと・・・」と語っていたけど。結局、ヒディングのパワープレーに何も準備してなかったみたいですね。中田が必死にマークについてたけど、例の選手交代で前線に引き剥がされちゃうし・・・
能活の調子に乗って、前に出る悪い癖もでちゃいましたね。
対照的なのはチェコとイタリア、チェコは一部では「老人チーム」と揶揄され、イタリアもユーベ騒動でメディアからたたかっれっぱなしだったけど、ともに結果的には新興勢力に圧勝。大勝負では一度徹底的に悲観的になって、突きぬけないと駄目みたいですね。「絶望に効くクスリ」みたいになってきたけど・・・(苦笑)
とりあえずブラジル×クロアチア戦展望
いくつかの記事を拾ってみたんだが、クロアチア側のプランがなんとなく見えてくるような気がします
☆トゥドル 中田と中村を警戒
――前回のW杯はケガで出場できなかった。
「02年W杯直前のケガは、キャリアで最悪の思い出だよ。右足首を手術する以外に方法はなかったんだ。そうじゃなかったら、今回のW杯で3回目の出場だったのに。だから今回のW杯出場は非常にうれしいし、やる気がみなぎっているんだ」
――代表の現状は?
「素晴らしいチームだと思う。仕上がりもいい。98年のような強いチームではないけどね。あの時は有名選手も数多くいて、テクニック的にも抜きんでたものがあった。またFW陣が強力で、一瞬で試合の結果を変えることができたからね」
――日本をどう思う?
「いいチームだと思う。98年フランス大会で対戦した時もすでに手ごわい相手だったよ。日本のサッカーレベルは、ここ数年でかなり進歩している。いつもいい試合をしている印象がある」
――日本で最も警戒している選手は?
「もちろん中田と中村だよ。ところで彼らの調子はどうなんだい?」
――日本が最も警戒しなければならないクロアチアの選手は?
「これは言うことができないね(笑い)。もしオレがしゃべったら、日本は十分な対策を練るだろ。秘密だな」
――W杯の目標は?
「1次リーグを突破すること。そのために全力を尽くし、あとは結果を待つだけだ」
――1次リーグで鍵を握る試合は?
「すべて。なぜなら、どの試合も勝ち点は同じだからだ。ただ、ブラジルとの対戦は素晴らしい試合だと感じるかもしれない。こんな偉大なチームとの対戦は日本だって他のどの国だって、そう感じるんじゃないだろうか。でも重要なのは勝ち点は同じということ」
――ブラジルの攻撃を封じる自信は?
「難しいし、無理だろうね。彼ら1人に対して2人のマークで守り、セットプレーとカウンターからの攻撃で勝利を狙うよ」
――優勝候補は?
「ブラジル、ドイツ、アルゼンチン、イングランド、イタリアのどこかだ。毎回みんなが挙げるチームさ。90%そうなるだろう」
――ダークホースは?
「クロアチアだといいな(笑い)。いや、まじめに言ってるんだよ」
イゴール・トゥドル
1978年4月16日、スプリト生まれの27歳。ハイデュク・スプリトから98年にユベントスへ移籍。今季はレンタルでシエナでプレー。センターバックもボランチもこなす。98年W杯フランス大会1次リーグの日本戦では後半43分から出場。1メートル92、88キロ。
[ 2006年04月05日 紙面掲載]
クロアチアが初戦のブラジル戦へ向け“アーセナル流”を導入する。クラニチャル監督が9日の練習後「勝つためにアーセナルをまねる」と語ったもの。同監督はロナウジーニョを擁して欧州CLを制したバルセロナについて「ブラジルとよく似た特性を持っている」と指摘する一方、決勝で退場者を出しながら健闘したアーセナルを「相手へのマークがしっかりしていた」と絶賛。攻撃的すぎて守備がおろそかになるブラジルの弱点を突く考えを示した。
[ 2006年06月11日 ]
☆クロアチア「勝利なら事件」
クロアチアのクラニチャル監督は13日の初戦・ブラジル戦の先発メンバーを公表した。サプライズはなく、これまで通りの3―5―2のシステムで臨む。ダブルボランチの右に入るMFトゥドルは「この試合に向けて、私たちは何カ月もかけて準備してきた」と気合十分。「周囲は99%はブラジル勝利と言っているが、引き分けならよし、勝利なら大事件だよ」と番狂わせの実現に燃えていた。
[ 2006年06月12日 ]