ヒディンク監督、31人で日本丸
2・10日本−米国戦に偵察隊派遣(放置)

豪州のフース・ヒディンク監督(59)が2月10日の米国―日本戦(サンフランシスコ)にスカウティング陣を派遣することが23日、分かった。今月2日から約2週間、同監督が指揮を兼任するオランダの強豪、PSVにS級コーチライセンス取得の研修に訪れていた横浜Mのハーフナー・ディドGKコーチ(48)が明かしたもの。「日本選手について聞かれると思ったら、聞かれなかった。メンバーや戦術など全部知っていた」と日本が“丸裸状態”であることを指摘した。

 ハーフナーGKコーチによると、PSVのスカウティング部隊は実に31人に上り、すでに05年の日本のA代表、U―20(20歳以下)代表、U―18(18歳以下)代表の全試合を分析。多くのDVDやビデオテープも収集していた。米国戦の視察も決定しており「PSVのスカウティングは豪州のスカウティングでもある。31人とはびっくりだよ。彼は頭がいい。さすが世界のトップレベルの監督」と驚がくの表情を浮かべた。

 ヒディンク監督は日本のキーマンとしてDF宮本恒靖(G大阪)、MF中田英寿ボルトン)らを列挙。宮本を02年日韓W杯の名残りから「バットマン」と呼び、「遠藤(保仁=G大阪)も好きだが、彼は代表ではなかなか出番がないようだね」とも話していたという。中心選手だけでなく、若手やサブ選手にも精通しており、「秘密兵器」が通用する状況ではない。

 唯一、名将が不安視していたのが試合ごとに変わる日本のセットプレー。MF中村俊輔の所属するセルティックも入念に分析していることも判明した。豪州には決戦前の情報戦でも苦戦しそうだ。(佐藤 岳)


これがヒディングのやりかたらしい。ベンゲルも休日は一日中部屋にこもって情報収集していたらしいですね。まさにドイツ参謀本部を地でいってるわけで・・・ それがベストだとはおもいませんけど。


☆“5人組制度”で体と頭を同時改造(トーチュー)

地味でも休憩なしのハードトレ

 始動2日目のFC東京は23日、小平グラウンドで約1時間半の筋力トレーニングのあと、5人一組になってのランニング、リフティングなどを約30分間行った。フィジカルトレーニングとはいえ「視野の確保とコミュニケーション」を織り交ぜたハードトレ。まずはこの“5人組制度”で頭と体の同時改造に着手した。また、前日22日に日本代表GK土肥洋一(32)がインフルエンザで緊急入院した。