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トマソンが決勝弾　ビリャレアルがバルサを破る／リーガ

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[写真]悔しそうな表情を浮かべるロナウジーニョ。首位レアル・マドリーとの差は「８」に広がった。（Gustau Nacarino / Reuters）クリックで拡大

悔しそうな表情を浮かべるロナウジーニョ。首位レアル・マドリーとの差は「８」に広がった。（Gustau Nacarino / Reuters）(ＩＳＭ)

　リーガ・エスパニョーラは現地時間９日、第27節の残り８試合が行なわれ、２位と３位による直接対決となったバルセロナとビリャレアルの一戦は、トマソンの決勝弾で２対１とビリャレアルが競り勝った。前日に首位レアル・マドリーが勝利を収めているため、２位のバルセロナと首位レアルの勝ち点差は８に広がっている。ロイター通信が伝えた。

　前日に首位レアル・マドリーが勝っているため、優勝争いのためには負けられない２位のバルセロナ。ホームにビリャレアルを迎えたこの日も、序盤から圧倒的なポゼッションで試合を支配する。

　しかし31分、ビリャレアルに鋭いカウンターを浴びると、GKビクトル・バルデスがビリャレアルFWフランコをエリア内で倒してPKを献上。これをセナに沈められ、ビリャレアルに先行を許す。

　メッシを負傷で欠くバルサは、67分にイニエスタのドリブル突破からシャビが決めて追い付いたが、終了９分前、ビリャレアルの素早いパスでラインを破られると、途中出場のトマソンに決勝弾を浴びて１対２と敗戦。リーグ２連敗となったバルサは勝ち点54に留まり、首位レアルとの差は８となった。一方、勝ったビリャレアルは勝ち点を50に伸ばし、バルサまで４ポイント差と迫っている。

　バルサのライカールト監督は、「まだ３月に過ぎず、リーグタイトルは３月に決まるものではない。我々は最後の１試合まで戦い続ける」と話していた。

　このほか、スペイン国王杯でもベスト４進出と好調のラシンは、３対０とベティスを一蹴し、５位へ浮上。セビーリャはルイス・ファビアーノの決勝弾で２対１と逆転で最下位レバンテを下し、バレンシアとデポルティーボの対戦は２対２の引き分けに終わった。

　また、ヘタフェは３対０とムルシアに快勝し、マリョルカは７対１とレクレアティーボを粉砕。また、アスレティック・ビルバオは２対０でバリャドリーを破り、オサスナが２対１でアルメリアに競り勝っている。

2008年3月10日　12時56分　ＩＳＭ