反撃の狼煙をあげる!?ラツィオ

ラツィオブカレストで快挙=欧州CL
2007年8月29日(水) 11時57分 スポーツナビ

 ラツィオが大きな仕事を成し遂げた。ディナモ・ブカレストとのアウエーゲームを3−1で制し、チャンピオンズリー(CL)グのグループリーグ進出を決定。前半はラツィオにとって最悪の内容だったが、後半は全く別のチームのような戦いぶりでディナモ・ブカレストを破った。

 序盤の主役はディナモのFWブラトゥ。前半10分にはヘディングシュートでラツィオのゴールを襲った。22分にはダンチウレスクのチャンスをGKバッロッタがストップ。26分にはステンダルドをかわしてペナルティーエリアに侵入したブラトゥのシュートがバッロッタを破り、ディナモが先制点を奪った。

 ラツィオは前半終了間際にようやく反撃に転じ、相手ゴール前で混戦の状況を作り出そうとしていたが、GKロボントが本格的なピンチを迎えることはなかった。

 後半のラツィオは前半とは全く別のチーム。わずか数分のうちに試合の流れは一変した。47分には元アスコリのナスターゼがデル・ネーロにファウルを犯してPKを与え、これをロッキが成功。ラツィオは同点ゴールに満足することなく、52分にはロボントの目の前で完全にフリーとなったパンデフが逆転のゴールを奪った。

 ディナモもブラトゥを中心に反撃を試みたものの、シュートはラツィオのDFに当たってコーナーキック。63分にはムディンガイが30メートルのミドルシュートを狙ったが、ロボントがファインセーブでクロスバーの上に弾き出した。

 ラツィオの勢いは止まらず、64分にはパンデフが個人技から3点目のチャンス。ロボントは動くことができなかったが、シュートはゴールポストの外側をたたいた。

 3点目は時間の問題だった。66分、パンデフのパスを受けたロッキがオフサイドぎりぎりで抜け出し、ボールをゴールに流し込んで3−1。70分にはデル・ネーロのフリーキックもロボントを襲った。その後は試合終了まで特に何も起こらず。インテル、ローマ、ミランに続いてラツィオもCL出場を決めた。

(C)SPORT

[ 8月29日 11時57分 更新 ]


インテルアドリアーノレコバ、夢の終わり

レコバ期限付き移籍インテルを去ることが濃厚となった【(C)BPI】
 アドリアーノレコバが、インテルで過ごす時間はもはや終わりつつあるようだ。モラッティ会長のお気に入りだった2人は、インテルを去ろうとしている。1人は完全移籍、もう1人は契約を延長した上での期限付き移籍となる。

 アドリアーノはいつ“出発”するかは分からないが、インテルを離れることは確実。モラッティ会長もこのことは認めており、適切な移籍先を探していると明らかにした。しかしアドリアーノ自身は、期限付きという形に乗り気ではなく、代理人ジウマール・ベロスを通して完全移籍が唯一の選択肢だと主張している。イタリアの、あるいは欧州他国のどのクラブがアドリアーノ獲得のために、最低2000万ユーロ(約31億5000万円)の金額を支払うかは分からない。おそらく1月の移籍市場再開を待つ必要があるだろう。アドリアーノレコバともにカタールのクラブからのオファーは届いている。

 レコバインテルとの契約を1年間延長したが、おそらくほかのクラブに期限付き移籍することになるだろう。移籍先として最も有力と見られているのはトリノ。彼が頭角を現したベネツィア時代の恩師ノベッリーノが監督を務めるチームである。交渉は間もなく開始されそうな様子で、今後数日間の注目のニュースの一つとなるだろう。

(C)SPORT

[ スポーツナビ 2007年8月28日 12:07 ]






レコバは勿体ないですね・・・果敢な攻め込みと柔らかなテクニック
の両方を兼ね備えた選手だったと思います。ある意味では東京の若手の
模範にしたかったような選手でしたね。

これだけの選手でも控え・移籍対象になるとはインテルの選手層の厚さは
すごいですね。